『50』貴方の人生のロールモデルになり得る人の待望の新著 メモの魔力
「📚著 メモの魔力」
・「何故、これはこんなに流行っているのだろう」と自分なりに分析して考察する
・自分の物差しで物を見る、その為に深く自分の哲学を定める
・前田氏が思う本当に強いと思う人は①志が高い②夢がある③熱意がある
○長物
1 長さの長いもの。
2 長すぎて役に立たないもの。転じて、むだなもの。よけいなもの。「無用の長物」
・習慣化、歯を磨く事の様に何も考えないレベルに落としこもう
・「記録」ではなく「知的生産」のためにメモをとる
・メモの習慣化でそこから"吸収したい"向上したい"という機運が醸成されていく
・言語化能力を高めて曖昧な感覚や概念を言葉にできる様にし、それにより説明能力も身につく
→「これすごいよね」(この事象の何がどの部分がすごいのか、腹落ち、説明できる)
・本著で何よりも伝えたいことは、身の回りの凡ゆる事象にアンテナを張りそこから何らかの知的生産を行う意識を持てているかどうか。この弛まぬ知的好奇心と知的創造に対する貪欲なスタンスこそが至高
・ファクト(事実)→抽象化と具体化に二分し、その概念を深く捉える→転用に発展させて、実生活に着想を落とし込み"アウトプット"する
→この流れは感銘を受けざるを得ない.転用という視座は目から鱗
○レトリック(rhetoric)
1修辞法。また、修辞学。レトリケー。
2 美辞麗句。巧言。「彼一流のレトリックにやられた」
○標語
主張・信条や行動の目標、指示内容などをわかりやすく簡潔に言い表した語句。スローガン。モットー。「交通安全の標語」
○既知
すでに知っていること。すでに知られていること。「既知の事実」⇔未知。
・一つの事象に対して、
①課題
②代替案
③他地域視座
④因果関係
⑤目的と手段
⑥建設的案等といったフレームでアプローチしていく
*下地、素地、土台、基礎
・抽象化フェーズの"標語化"は大々的なテーマ選定やタイトル決めにも大きな効用がある
・モデレーションが上手い人や飲み会などで場を回せる人は、例外なく、「標語をつける」力があります
・標語とはその事象の本質の部分を抽出したものである
・「朝5時半の女」という標語選定のインパクトが肝要(ブランディングやマーケティングに繋がってくる?)
・ビジネスに携わる方は少なくとも以下の4項目に対しては「why?」を向けてみてください
①世の中でヒットしているもの
②自分の琴線に触れるもの
③顧客からの要望
④社内で起きている問題や課題
・何かを一言で表すのには、相当な抽象化能力が必要になる(ヒントは、本質や定義にある)
・箕輪氏の手がける本は売れる=彼の影響、ファンに依拠する、つまり本の内容云々よりも近年のヒット構造にはインフルエンサーマーケティングが有用ということが一つ言える
・芸人さんの言い回しが上手いのは、"抽象化"が上手いからなのでは?
・表現の巧みさ、相手に伝わり易い表現をレトリック(言い回し)と言います
→相手に何かを説明するときは、"どうやったら伝わり易いか"を逐次考えながら話す
・秋元康氏は、相反(矛盾)する二つの語を組み合わせてレトリックを生み出す天才。例えば、「永遠は短い」。「ブサイクなイケメン」これも面白い
・「恋とはコンピュータのバグの様なものである」
・言語化能力が高い人の特徴
①抽象化能力が高いこと→比喩表現、二項を結びつける能力が高い
②標語をつける能力が高い人
・アナロジー
① ある事柄をもとに他の事柄をおしはかって考えること。特に、論理学で、物事の間の特定の点での類似性から、他の点での類似性を推論すること。類推。類比。
・実態と乖離がある、つまり、何らかのツッコミどころのある名前をつけると、人の印象に残りやすい
・離見の見=自分を離れたところから見れること→俯瞰、客観的に見る癖付けを
・抽象化ゲーム:「AとはBである」→Bから抽象的な要素を3つ抜き出して、アナロジーを説明する
・「自分は何者か」「今、何がやりたいのか」「これから何をやっていくのか」といった問いに明確に答えられる人間であるかどうかが、今後、ますます大事になっていきます
・こんな情報が溢れて混沌としている時代において、迷っていない人は最強です。お金のあるなしに関係なく、やりたいことが明確な人が一番幸せだと思っています
・と‐ろう〔‐ラウ〕【徒労】
むだな骨折り。無益な苦労。「せっかくの努力が徒労に帰す」「徒労に終わる」
・自己分析していくうちに自分を嫌いになっていって良い、自己否定をし、その負のエネルギーを行動源泉に転換していくことが大事、現状満足している場合では前へ進まない
・ちん‐ざ【鎮座】
[名](スル)
1 神霊が一定の場所にしずまっていること。「天照大神(あまてらすおおみかみ)の鎮座する社(やしろ)」
2 人や物がどっしりと場所を占めていることを、多少揶揄(やゆ)の気持ちを込めていう語。「大きなテレビが床の間に鎮座している」
・「自分の長所」への答えとして、「辛抱強い」と書いたとします。ここで止まっている自己分析は弱い。ここで一歩踏み込んで、どんな辛抱強さがあるか具体化します。そして、それはに対して今度は「なぜ?」を向けてそのインサイトを深掘りし抽象化してみるのです
・その転用がどこの場面又は仕事などで活きてくるのか?も導出してみる
・自分を深く知ってれば、自分にまつわるあらゆる意思決定の場面において、ほとんど迷わなくなります
・「親友が欲しい」→親友と夢を語り合っている自分が欲しいのか、親友がいることを他人に自慢したいからなのか?もっと深掘りして考えよう
・複数の目的・目標が出てきたならそれを1つにまとめるのは有用
ex.「一億円以上の資産を持ちたい。障害者の雇用支援がしたい。=障害者の雇用支援事業を立ち上げ、一億円以上の収益をあげる」
・ライフチャート(出来事とその時の幸福度や喜び)で人生を俯瞰してみる。「中学時代より前の時代」に本質的な特性が眠っている
・ライフチャートのやり方
①ヨコ軸に年齢、タテ軸に感情を設定した図を書く
②生まれた時を「0」として現在までの感情の起伏を描く
③人生の歴史をいくつかのフェーズに分ける
④それぞれのフェーズにおける出来事やエピソードを書き入れる
⑤標語を抽出し、自分のストーリーを魅力的に伝えられるようにする
・「心が高まる文房具を買いなさい。こんなに費用対効果の高い投資はないよ」