さまよえる蒼い変人

我が成長曲線を綴り、「怒り・疑問・不満」を昇華していく

『139』大枠を理解していろ! 著コンサル一年目が学ぶこと

 

f:id:forza-milito178:20200323230307j:image「📕著 コンサル一年目が学ぶこと」

①結論から話す

・コミュニケーションの鉄則である。

・報告書、日常のメール、メモ書き、上司とのやり取り全て結論から言う。

→メリットは物事がシンプルになるから。短い時間で相手に必要なことを伝えることができる。

結論→理由→具体例→結論の繰り返し

・人はどうしても聞かれたことにすぐに答えなくてはダメだ、まず何かを喋ろうと焦ってしまいがち。

→「5分が考えてからでいいので、ちゃんと頭を整理してから、もう一度答えてください」

・議題はどう言う結論が得たいのか?/その為にどう言う段取りをするのが良いのか?/どう言う風にそれを決めていくのか?といったように得たい結論から会議の運営をする

 

 

 

 


②端的に話す

・言い訳は聞きたくない。「事実」だけを語って欲しい

 

 

 

 


③数字というファクトで語る

・若手であるうちは自分の経験談や気の利いた言葉では部が悪い。ですが、数字であれば動かしようのない事実なので、一番効果的

→売上、出荷の個数、コスト、利益率等

・事実を集めて数字で示すことで価値が生まれる

 

 

 

 


④数字とロジックで語る

 

 

 

 


⑤感情より論理を優先させる

・どんなに小さな企業でも、経営者に近い立場の人ほど、より数字で物事を捉え、合理的に判断しています

・新人は感情で話すのではなく、筋を通して話をしなければならない

 

 

 

 


⑥相手に理解してもらえるように話す

・まず、論理の組み立てを、「相手はなにも知らない」という前提で考える。

→知識がない人に説明して、理解してもらえるかどうか試す

 

 

 

 


⑦相手のフォーマットに合わせる

・徹底的に、相手の土俵に合わせる

 

 

 

 


⑧相手の期待値を把握する

・相手の期待を続けることがビジネスの基本。その為にはまず、相手の期待の中身を把握する必要がある

・求められていないことに時間を使っても、クライアントからも上司からも評価はされない。まずは相手が何を期待しているのかを正確に把握する

・時には、相手の期待値を下げる、期待値のマネジメントも必要

 

 

 

 


⑨上司の期待値を超える

・ビジネスというのは、突き詰めると、相手の期待を、常に超え続けていくことにほかならない。顧客や消費者の期待を超え続けていくこと。上司の期待を超え続けていくこと。

報連相の基本は、その前提として、上司からの仕事の指示の内容を明確に把握すること

・その仕事の背景と目的を確認する

・期待される成果物のイメージを明確にする

 

 

 

 


⑩「考え方を考える」という考え方

つまり、いきなり作業に入るのではなく、どのように進めたら求めている答えに行き着くことができるのかという「アプローチ」「考え方」「段取り」の部分を最初に考える。

→一見遠回りに見えるが、このステップを踏むことで、より効率的に仕事を進めることができる

→作業を始める前に、手順を考える。その段階で合意を得る

・最終の成果物を見せて相手に納得してもらう前に、手順の段階でも合意をもらう

・コンサル会社の仕事は、まずクライアントにどんな成果をもたらすことができるのか、という提案書を作ることから始まります。

・道筋を考えてから動くことのメリット

①作業の全体像が見えるので、完成までの道筋がわかり、安心感が生まれる

②関係者同士で手順やアプローチ方法を合意しておくことで、やっぱりこっちをやってくれという後出しの要求やどんでん返しがなくなる

③事前に、作業の難易度や作業量の見積もりができる

・仕事は次の順番で進める

①大きな設計図を示し、手順についての合意を得る

②手順に基づいて、細部の作業を進める

 

 

 

 


11.ロジックツリーを使いこなす

4つの意義

①一生使える

ロジックツリーや問題解決手法は時代に左右されないもっとも基礎的なスキル。

②全体が俯瞰できるようになる

多くの人は話を構造化できずに、思いつきでバラバラと議論してしまいがちですが、ロジックツリーが描けるようになると、それぞれの話が、全体の中でどういう位置づけなのかが頭の中で視覚化される。その結果、何が大事な話で、何が些末な話なのかの区別がつく。

③捨てる能力が身につく

重要度を判断できると、いらない部分を捨てて、自信を持って重要な部分にだけフォーカスして時間を使うことができる。捨てることができると、非常に効率的に速いスピードで仕事が進められる。捨てる為にはロジックツリーを使い、全体像を描き、幹の部分と枝葉の部分を区別できるようになる

④意思決定のスピードが上がる

 

 

 

 


・ロジックツリーを使うと、漏れなくダブりなく論点を洗い出すことができるようになる

(論点を整理・分解し、それぞれの論点について数値分析を行い、最後に項目ごとの重み付けをして、大事なものをアクションに落とす

 

 

 

 


12.雲雨傘 提案の基本

・「事実」「解釈」「アクション」をしっかり分けて考える

→事実だけで語らない。だからなんなのか?貴方の解釈を必ず交えて。

 

 

 

 


13.仮説思考

・目的もなく単にリサーチだけを行っても、何の意味もありません

・仮説→検証→フィードバックのサイクルを高速で回す

・予め、選択肢と条件をリスト化しておく

 

 

 

 


14.常に自分の意見を持って情報をあたる

・ビジネス能力を向上させるのは、情報量てばなく、考えること。考えるとは自分の意見を持つこと。

 

 

 

 


15.本質を追求する思考

「完成したレポートは、ビジネスモデル、収益性、財務状況、営業体制、人事制度、ITシステム、企業文化に至るまで、あらゆることが多角的に調べられた、精緻なものでした。」

→これらを纏めて「だからなんなのか?」という本質的な答えが求められている

 

 

 

 


16.文書作成の基本、議事録書きをマスターする

・議事録には、発言の記録ではなく、後日の証拠となるよう、決定事項を簡潔に書く

→本来、議事録とは、その会議で決まったことを書くもの。その会議で何が決まったかを書く。決まったことを紙に証拠として残すのが議事録です

・大事なのは、決定事項の他に、決まらなかったこと、次までにやっておくべきことを書くこと

・議事録で必ず盛り込むべき項目

(日時、場所、参加者、本日のアジェンダ(論点・議題)

→他には①決まったこと②決まらなかったこと③確認が必要なこと④次回に向けてのTodo

→議事録を書く時、まずはこの項目を見出しとして最初に設定してしまってください。後は、その見出しの下に箇条書きで、中身を埋めていく

 

 

 

 


17.最強パワポ 資料作成術

・「ワンスライド・ワンメッセージ」で言いたいことが明確で、シンプルで、見やすい

・聞き手が知りたいのは、そのグラフをどう読み取るかという貴方の解釈。

・なるべく客観的データを使う

①根拠となる数字や事実②自分の解釈や主張

 

 

 

 


18.エクセル、パワポは、作成スピードが勝負

・基本的には、ショートカットキーを使う。

→Ctrl+Sで「上書き保存」

・早めに「ピボットテーブル」をマスター

・関数SUM.AVERAGE.VLOOKUP.IFをマスター

・セルの結合を使わない(後で修正が効かなくなる)

 

 

 

 


19.最終成果物から逆算して、作業プランをつくる

・最終アウトプットをまずイメージして、設計して、そこから必要な作業を逆算して作業に落とす。ゴールから逆算して、今を考えるという方法

 

 

 

20.コンサル流検索式読書術

・ポイントとしては

①読書の目的を絞る、明確にする

②ウェブを検索するように目次ベースで該当箇所を拾っていき、重要な部分だけ読む

③なるべく多くの文献を広く浅く当たる

・同じ本を読んでも、目的や目的意識が違えば、注目すべき場所も違うし、読み取る箇所も違ってくる

→漠然と、満遍なく読むのではなく、読む目的を明確にして、本を読む

 

 

 

 


21.仕事の速さを2倍3倍にする重点思考

コンサルタントはとにかく仕事が速い。というか、尋常でない速さが求められる。

→そのスピードの秘訣は「余計なことをやらない」ことに尽きる

→もっとも大事だと思うことのみにフォーカスして、瑣末なことは「大した影響がないから、取り上げない」と割り切る

 

 

 

22.プロジェクト管理ツール、課題管理表

・進捗を厳密に管理して、全体が滞りのないようにする必要がある

コンサルティング会社出身の人は何かにつけて管理表をつくり、きちっと物事を進めます

①担当者を決める(誰がやるのか?)

②期限を決める(いつまで終わらせるのか?)

③方向性(課題解決の為に、どう取り組むのか?)

 

 

 

23.バリューを出す

・他人に対する貢献ができ、相手がそこに価値を感じてくれたとき、その仕事には、バリューが生まれる

→「自分がやりたいことではなく、相手が求めていることをする」

→貴方のやりたいことや好みや志向はどうでもいい。たったひとつ、クライアントや企業の経営にとって価値ある提案ができているか?

・「クライアントが「価値がある」と思わなければ、あなたがどれだけ頑張ったとしても、それは単なる自己満足」

 

 

 

24.喋らないなら会議に出るな

コンサルティング会社の価値観では、発言しない人の価値はゼロです

・会議とはセレモニーではなく、実際に物事を前に進めるために行われるチームワーク上の作業です

→意見も言わないのであれば、その会議に何の貢献もしていないのと同じ

→そういう態度は、「遠慮や配慮」と捉えられるのではなくら「チームに貢献する意思がない」と判断される

・若手のうちはこういった「プロフェッショナルマインド」を養う為に学ぶ必要があり、これが今後のビジネスマン人生を好転させる

 

 

 

25.「時間はお金」と認識する

・クライアントや経営者から見れば、社員の時間はお金そのもの

・新人であっても、常にプロフェッショナルとして振る舞う

 

 

 

26.スピードと質を両立する

「Quick and Dirty」

「素早く、汚く」

→完璧なものを目指すよりも、多少汚くても構わないので、とにかく早く仕上げる

・ポイントは大枠決め行うこと

 

 

 

27.

・仕事に対するコミットメントとは、「約束したことを必ずやり遂げること」

→約束した以上のものを持ってくる。それが信用に繋がり、次のチャンスを広げる

・仕事の成果に対してコミットすること

・コミットメントは伝染するので、社内ではコミットメントの高い人の近くにいる

 

 

 

28.師匠を見つける

・未熟な時は「守破離」の原則で見様見真似で業務にあたる

 

 

 

29.フォロワーシップを発揮する

・一年目で求められるリーダーシップとは

「リーダーの提案をサポートする為に周りを巻き込み、必要なことを考え、自主的に動く」

 

 

 

30.プロフェッショナルのチームワーク

「一年目でも、試合に出られる時は出て、勝利に貢献すること。それが、プロの選手なのか、単なるアシスタントなのかの違い」

・限定的な役割であっても、新人も、何らかの形で価値を発揮し、役割を担う必要がある