『147』著 マッキンゼーで叩き込まれた超速フレームワーク
・ビジネスの現場ではある種の制限や枠組みがあったほうが、思考スピードが速まり、効率的に仕事を進められるようになります。
→フレームワークを武器とすれば、「質とスピード」は高められる。
3つのフレームワーク
①要素を分解する
→ロジックツリー
②流れを見る
③対比する
→2軸マトリクス
・大切なのは目的や状況に合った最適なフレームワークを選択すること。
「事実と解釈と解決策」で考える
・事実をどのように解釈するのかが、最適な解決策を考える際の肝となる
・現場での徹底的なリサーチ、1次情報が収集できるかどうか
・「イシューを特定する」場合は、「何を考えるべきか?」「相手の関心事は何か?」を熟慮し、「考え、論じる目的」を抑える必要がある
「それこそ、寝ても覚めても「So What?」でクライアントに対してはもちろん、社内でも「So What」を常に意識したアウトプットや報告、プレゼンテーションが求められる
→トヨタは「何故なぜ分析」
・問題や対象を分解してロジックツリーを作る際、注意しなければならないこと
①漏れなくダブりなく分解する
②事実ベースで分析する
③重要度の低いことを掘り下げない
○ 廉価
値段が安いこと。安い値段。また、安いさま。安価。「廉価な商品」「廉価版」⇔高価。
・PEST分析(外部環境)
政治
→法律改正、政権交代、外交
経済
→景気動向、インフレ・デフレ、GNP成長率、金融指標
社会
→人口動態、文化の変遷、教育、犯罪
技術
→新技術の完成、新技術への投資、M&A
・2軸マトリクスで優先順位付けを期限設定をし処理していく
→他にもどの商品群を伸ばし、どの商品群を切り捨てればよいか?などを考える時に役立てる
・自社製品のステージを知る「プロダクト・ライフ・サイクル」
①導入期
→事業立ち上げ時期で、研究開発や設備投資に多額の費用がかかる。しかも製品知名度は低く、マーケティングにも相応の費用がかかる、そして費用対効果があるとも限らない
②成長期
→製品・サービスが消費者・ユーザーに受け入れられら知名度も上昇し、売上高的利益ともに大きく伸びる時期
③成熟期
→製品・サービスが市場に行き渡っている時期。売上上昇率は鈍り、横ばいになり、利益は減少し始める
④衰退期
→売上高・利益とも減少し、やがて赤字となり、製品の生産・販売中止や事業売却・閉鎖などを考えざるを得なくなる時期
・主力製品に頼りすぎると、成熟期→衰退期に移行したとき、会社も衰退することになりかねない
→自社製品・サービスが今どのステージにあるかを知ることで、マーケティング戦略、販売戦略を立てやすくなる
・マーケティングでいう差別化とは、他社製品・サービスよりも魅力的だと思ってもらうために、自社製品・サービスに対して、機能や品質、デザイン、価格、購入方法、販売後アフターフォローなどの独自性(強み)を持たせること
「価格設定プロセス」
①価格設定の目的・方針を決める
→目的とは、市場シェアを取るのか(価格は安め)利益を取るのか(比較的高め)?
②需要を判断する
③コストを考慮に入れる
④競合他社のコストや価格を分析する
⑤価格設定の基準を決める
⑥価格を設定する
・部品調達部門は、複数の会社から見積もりを取り、仕入れ価格を交渉し、品質や生産能力、経営の安定性など様々な条件を吟味しながら調達先を選定することが大切
・上司や顧客から仕事を依頼されたら、すぐに動くのではなく、まずはこれからしなければならないのは「仕事の全体像をビジネスシステム型チャート」としてまとめることから。そうすることでスピードが上がり、作業の抜け漏れや順序によるミスや失敗を防げる
・報告の順序とは?
①事実報告
↓
②状況判断
↓
③提案
*PREP