『133』読みたかった本の1つ 著 マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣
「📕著 マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣」
「行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない」 大前研一
・「何らかの問題」がスタートの点であり、それを「解決すること」がゴールの点になる
→クオリティーとスピードのどちらも追究しながら、2つの点を最短ルートで結んでいく
○マッキンゼーの問題解決ステップ
①真の問題を把握する
②問題を整理して構造化する
③情報収集を行う
④仮説を立てる
⑤仮説を検証する
⑥解決策を考える
⑦解決策を実行する
→大切なことは①どんな問題が起きているのかを正しく把握し、分析すること②できるだけ時間をかけずにスピーディーに解決すること
・「ゼロ発想(そもそも)」では、そもそも何が真の問題なのか?そもそもそのビジネスを今後、本当に続けるべきなのか?というところから考えてみるのです。
→もしかすると本当の問題は、その事業の問題を解決することではなく、その事業を捨てた後、どうすれば残りの事業の収益性が向上するか、ということかもしれない
・「そもそも・・」のゼロ発想で問題の本質に近づこう
・問題は、解決しなければいけません。どんなにたくさんの情報やデータ(事実)を集めたとしても、解釈して解決策を見出さなければ、仕事としての意味をなさず、終わることもありません
・検索して上位のサイトだけをみるのではなく、できるだけさまざまなサイトを見てください
→ネットでわかることは公開情報に過ぎませんし、そのほとんどは二次情報です。つまり、誰かが加工した情報であり、誰かの意見であるということ。効率を重視してネットに頼ってもそこで新鮮な情報は得られない
・本や資料、ネットで様々なデータを集め、調べると、仮説が浮かんできます。それらを検証するためには、躊躇うことなく「現場」
やネタ元に自ら足を運ぶことです。
→マッキンゼーでは、統計データを調べる際、作成者である官庁や地方自治体の担当者にアポを取って、その収集方法やデータの定義についての説明をお願いすることもある
→現場に出向いての生の情報を収集する。例えば、小売業界や外食産業では、店舗の大きさや立地、客層、単価、接客態度、店内の様子、商戦の仕掛け方など、いくらでもヒントは転がっていますし、許可を貰えば、写真にも収められる
・「情報収集」の最初のステップは目的を明確にすることから
「そうなんだ。大変だね。で、結局どれだけバリュー(価値)を出したの?」
・机の上の文房具や資料の配置も、仕事の効率を上げるには極めて大切
「前向きな言葉を口にすることができるか部下のことが、上司は大好きです。多少実力が伴っていなかったとしてもら前向きで成長意欲がある部下を上司は高く評価するのです」
・上司を純粋にリスペクトし、素直に従って、可愛がられる存在になることが大切です
→何を言われても返事は常に自動的に「YES」でいい
→PMA(ポジティブメンタルアチチュード)で前向きに仕事に取り組む
「1分だけよろしいですか?」と話しかける
→・要件は何か?何分かかるか?を同時に
・30秒で、3つの要点を話す
要素分解
①現状の把握
②現状の解釈、又は意味合いの抽出
③結論、または解決策の提案
→伝える順番は結論→理由が基本
・マッキンゼーのメールの基本
できるだけメールは簡潔に短く、が鉄則
相手ができるだけ短時間で要点が分かるように、スクロールしないで一面で見られるようにまとめていた
→メールのレスポンスでその人の仕事の早さがわかる
・膨大なデータの処理や手間のかかるリサーチを行う前に、必ず了解を得て、できればアドバイスや修正を求めてください
・期限、締め切り、納期、引き渡し日、あるいは発表日。様々な言葉で設定される時間的な制約を認識したら、次に考えるべきことは、現時点とその日までにやるべきことをスケジューリングすること
・大切なことは、これらの答えを決めるのは、あなたではなく、仕事を頼んできた上司や取引先だということ
→だからこそ、相手にきちっと確認する必要がある
→まず、仕事を頼んだ人の意図や背景を確認して。次にそれに応える最速のダンドリを考える
・いつでも机をきれいに保つ
・上司の役割を担う人はよりバリューが出せるからこそ、そのポジションにいるのであって自然と部下からはリスペクトを集める
「マッキンゼー流できる上司」
①部下を認める
②部下に共感する
③部下をインスパイアする(刺激する)
→人は、条件付きで褒められるより、存在そのものを認めてもらっていると感じた時にこそ、やる気のスイッチがオンになる。そして成長していくのです
→「この部下の強みは何か?」を見つけること。「〇〇くんは元気で、周りを明るくしていいね。それは君の才能だよ」
・叱るときの3つの鉄則
①感情的にならない
②人前で叱らない
③仮説を立てさせ、具体的なアクションを考えさせる
→コンサルタントがクライアントの問題解決に対して抽象的な策を提示しないのと同様、上司も部下の問題解決のために注意するのですから徹頭徹尾「具体的」であるべき
・会議は4種類に分ける
①報告
②レビュー(仕事進捗、振り返り、反省会、人事考課)
③アイデア出しなどのブレスト
④共感や共有を高めるチームビルディング
*④は士気を高める意味で非常に有効
・会議の在り方
主宰者は参加者に対して、事前に以下の3つを説明(連絡)してください
①会議の目的
②ゴールのイメージ(達成したいこと、なっていたい状態)
③参加を求める理由
①〜③を明確にしておくことで皆のモチベーションを高めることができる
→会議室のホワイトボードのどこかに会議の目的とゴールイメージを大きく書いておくことで脱線を避けられる
「会議中は敢えて無駄話をする」
お互い心の内を出し合うことで「安全な場」を作ることができ、話しやすい雰囲気を作ることができる
「あなたにはメンターがいますか?」
「私はマッキンゼーにいた頃、「こんな人になりたい」というロールモデルにしていた先輩にメンターになってもらっていました。時々ランチに行き、仕事の進め方やキャリアのことなど、色々相談に乗ってもらいました
・本は大切なモチベーションアップ道具
「5分間で自分に問いかける」
5分空いたら、まずスマホを脇に置いて、目を閉じて深呼吸してください。そして「自分に問いを投げる」
「朝が一番集中できるし、仕事が捗る。朝の時間を大切にしなさい」
仕事が出来る人は言い換えれば、「自己管理のできる人」です
「マッキンゼーの優秀な社員たちもバケーションを大切にしていました。1つのプロジェクトが終わると休みを取り、海外に旅行に行ったり、山に登ったり、好きな写真を撮りに行ったりしていました」
みんな自分が好きなことを無邪気に楽しんでいた印象があります