さまよえる蒼い変人

我が成長曲線を綴り、「怒り・疑問・不満」を昇華していく

『104』年一の名著! 著 全員転職時代のポータブルスキル大全

f:id:forza-milito178:20190921143305j:image「📕著全員転職時代のポータブルスキル大全」

・大切なのはこれからの時代は「どこにいっても通用するスキル」を身につけておくこと

 


「戦略的思考」

今や、いかに時間をかけずに成果を上げるか、即ち、誰もが戦略的に思考し、行動することが求められている

いかに成果を上げるか?の「問い」のアプローチが先ず大切になってくる

 


「ゼロベース思考」

先入観やバイアスを取り除く思考法

①相手の立場で考え直す

②目的を再認識してみる

そもそもの目的の認識ご異なれば当然、導かれる結論や解釈も変わってくる

③短絡的に答えを出していないか疑ってみる

 


フレームワーク思考」

複雑な問題をシンプルに解釈できる人には共通していることがある。それは「分ける」ことで「わかる」ようにしていること。物事を理解したり、わかりやすく伝えるために先ずやるべきことは「分ける」ことなのだ

①要素分解(ex.Aエリア、Bエリア)

因数分解(ex.品質、コスト)

③時間の流れ(ex.生産、販売)

 


「ラテラルシンキング」

前提として置いている考え方を疑い、水平に発想を広げることでイノベーションをもたらす可能性を高めるもの。既成概念にとらわれない思考法

 


・仕事において、初動が早い人と遅い人がいる。初動が早い人は仕事を頼まれた直後に方向性を描き、自分でやれる仕事と他者に依頼する仕事に切り分け、すぐさま行動に移す

会議をしていても、物事が決まる会議は、「その場」で決める

 


演繹法

前提となる事柄をもとに、そこから確実に言える結論を導き出す推論法のこと。

 


帰納法

類似の事例をもとにして、一般的法則や原理を導き出す推論法のこと。演繹法の対義語で、帰納的推論ともよばれる。例えば、次のような推論が帰納法に当てはまる。(a)このカラスは黒い(事例1)(b)そのカラスも黒い(事例2)(c)あのカラスも黒い(事例3)     (d)ゆえに、カラスは黒い(法則)ここでは3つの事例(a)(b)(c)について言えることを一般化して(d)の法則を導き出している。ただし、この法則はありうる事例をすべて調べて導き出したものではないため、例えば「白いカラス」といった、法則の例外が出てくる可能性は十分にある。それゆえ、帰納法で得られる法則は必ず正しいというものではなく、ある程度確かであるというに留まる。

 


・「ドリルが100万個売れたが、これは、人々が四分の一インチ・ドリルを欲したからではなくて、四分の一インチの穴を欲したからである」

 


「なぜなぜ分析」

なぜ?を繰り返すことで"本質"に迫ることができる。

 


・争わずして勝つために"差別化戦略"

 


「マンダラート」

目標が達成できない原因として、目標の「具体性」の低さが挙げられる。

 


ラポール形成」

人前で話す際に重要なのが、最初の「印象形成」だ。最初に良い印象を持ってもらえると、その後も肯定的に話を聞いてもらえる可能性が高まる。「ラポール」とは相手との間で「心が通い合っている」状態を指す。どうやって形成するのか?ポイントは「共感」にある。そしてラポール形成の"準備"をしておくことも大切

 


「ミラー効果」

相手の仕草に注目するミラー効果を用いることで、一気に距離を近づけることができる。

①感情を合わせる

②行動を合わせる

③動作を合わせる

④言動を合わせる

⑤呼吸を合わせる

 


「要約の技術」

会議の進行が上手い人は、「参加者の理解や認識が揃っていない」と感じたら、それまでの議論をうまく要約し、場をコントロールする。また、できる営業パーソンは総じて要約が上手い。自分が発した言葉がきちんと要約され、繰り返されるのを聴くと、お客様は「ちゃんと聞いてくれている」という安心感を抱く

→ポイントは、具体的な話をそのままの具体性でまとめようとせず、一段階や二段階、抽象度を上げてみること。要約する力を高めるにはまずは思い切って「ここまでの話を整理させていただくと・・」と切り出すことから始めてみよう

 


「デフォルトフェイス」

普段の何気ない表情のことを「デフォルトフェイス」という。無意識、無自覚にしている表情こそ、いつもの表情であり、それが周囲に影響を与えている。デフォルトフェイスを整えることで「周囲が声をかけやすい状態」にこだわれば、職場の雰囲気の改善、ひいてはあなた自身の成長を促してくれるのだ

 


・人は忙しいと、コトを中心に聴いてしまい、ヒトに対する関心を失ってしまう傾向にある。どんなに忙しいときでも、ヒトに関心を向けて、相手の感情をキャッチし、それを言葉にする習慣を意識しよう。

 


「PREP法」

ビジネスにおいては、「結論が先」が大前提である。重要なのは、伝える時の「型」

①Point 論点、結論

②Reason 理由

③Example 具体例

④Point 結論の再確認

 


「ロジカルスピーチ」

①言いたいことを絞る

自分に対して「要するに何?」とツッコミを入れる

②3つにまとめる

③抽象的な表現を避け、「具体的」に

ポイントは数値化し、固有名詞を使い、エピソードを入れる

 


「スモールトークの技術」

"人"としての関係性の糸口は「雑談力」

重要なポイントは

①相手に振る話題は、「相手も知っている(であろう)ものが鉄板、初めてクライアント先に訪問する際は早めに行ってら周辺の街やビルの中を観察するようにしている。そこから話のネタや、褒めポイントを探す。

②雑談には笑いも必要だが、それ以上に「有益」な話が必要不可欠。有益な話には、競合や業界の情報などビジネス上知っておきたい話と、相手の趣味や関心のある話の2種類がある。

→一流の雑談は相手のことを想像して考えなければ実現できない。いちのビジネスパーソンは誰と会ってもスマートな会話ができるが、それは事前の調べと学習、そして観察力の賜物なのだ

 


「プチギフト」

織田信長は贈り物の達人だった。武田信玄は、信長の贈り物が入っていた「蒔絵の箱」を割ってみたところ、漆が表面だけではなく何重にも塗られていたことに驚き、そこから信長の人間としての力量を感じ取ったと言われている。

戦国時代も全員転職時代も、ビジネスに価値と喜びを追加する工夫のできる人は格が上がる

 


「外堀力」

優秀な営業パーソンは、顧客の秘書や、受付の方と仲が良い。丁寧にコミュニケーションをとりら足繁く通ってかおをおぼえてもらい、時にはプチギフトを送ることによって、相手の信頼を勝ち得ている。そうすることです、結果として、多少のむりをきいてもらえたり、有益な情報などを提供してもらえる可能性が格段に上がる

 


・会議で賛同が得られるない時は、参加者があなたに対して、「あたまのギャップ」(理解できない)か、「こころのギャップ」(共感できない)のいずれか、もしくはその両方を感じている可能性が高い

→ギャップが生じること自体が問題ではない。大切なのは、限られた時間ではギャップが埋まらないことがあることを知っておくこと。

 


「STP分析」

マーケティングフレームワーク

これは限られた予算や人員などのリソースを前提にした時に、効率的に自社の商品やサービスを浸透させることで、売上を拡大したいときに用いられる。

S セグメンテーション

どの市場で?

T ターゲティング

特に誰に対して?

P ポジショニング

どう位置づけてもらいたい?

 


「鳥・虫・魚・コウモリの眼」

鳥全体を俯瞰して捉える眼

虫きめ細かく捉える眼

魚潮の流れで捉える眼

コウモリ反対から捉える眼

 


「3C分析」

Customer 自社の製品やサービスの市場規模や将来性はどうなっていくのか。顧客の特性はどうか。

Competitor 競争相手はどんな商品やサービスを提供しているか。

Company 自社の市場シェア、技術力はどれくらいなのか。強みや弱みはないか。

重要なのは、Customer→Competitor→Companyの順番に分析すること

 


リスティング広告

GoogleYahoo!などが提供している検索エンジンにおいて、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を検索結果ページで表示するサービスのこと。ユーザーにとって、自分の関心と無関係に表示される従来の広告に比べ利用価値が高く、企業側にとっても高い広告効果が期待できる。おもな提供サービスに、Yahoo!に買収されたOverture社の「スポンサードサーチ」やGoogleの「AdWords」(アドワーズ)などがある。

 


・相手の行動パターンを整理し、期待・困りごとを先回りで察知することを「根回し力」とセットで実践すると、「あの人はデキる」という評価に繋がる

 


「7つの"不"分析」

不満・不安・不明・不平・不快・不自由・不便を解消することが新たな商品アイデアや、既存商品を改善する上で必要不可欠

 


「4M分析」

サービス品質の"バラツキ"を減らす為の思考フレームワーク

Man 人

Machine 機械

Material 材料

Method 方法

 


・相手の意思決定を促したければ、自身の経験や勘、誰かの意見だけに頼らず、手間暇をかけてでも数字で定量的に根拠を示すことにこだわろう

 


フェルミ推定

①仮説を立てる(こんな計算式で推定できるのではないか)

②仮説を検証する(矛盾がないか、仮定を置けるか)

③知っている情報をあてはめる

④推定する(計算する)

の流れで行なわれる

 


・財務分析で評価する観点は

①「収益性」

②「成長性」

③「効率性」

④「安全性」

 


○【ROA】[return on assets]

企業の収益性を見る指標の一つで、当期純利益を総資産で除したもの。総資産がどれだけ効率的に使われているかを見るもので、これが高いほど収益力が高いことになる。リターンオンアセット。総資産利益率。→ROE

 


ROE[return on equity]

企業の収益性を見る指標の一つで、当期純利益自己資本で除したもの。自己資本がどれだけ効率的に使われているかを見るもので、これが高いほど収益力が高いことになる。自己資本利益率。かつて株主資本利益率ともいった。→ROA

 


・他者に任せる以前に"そもそもやる必要ない業務"が見つかった場合は、関係者を巻き込み、関係者の了承を得たうえで業務自体をなくすという努力も必要

 


・相手に「即レスをくれる人」の印象を持ってもらえれば、その後も仕事の相談をいただけることが多い

 


・「時間」と「期限」を入れることで、解決策は初めて「仕事」に変わる。時間と期限がなければ、ただの標語と変わりがない

 


・人に仕事を依頼する上では、信頼関係の構築が大前提となることは忘れるな

 


・「悩む」とは、仮説が描けないことで思考が停滞している状態

「考える」とは、何らかの仮説を持って、その検証に向けて行動している状態

 


・ストレスが長期にわたり、コルチゾールを持続的に増加させると、脳に有害な影響が及び、記憶力や集中力が低下する

→しっかり、自分のストレスレベルを把握して発散させる術を知っておこう

 


・否定的な面ばかりに焦点をあてると、視野が狭くなり、選択範囲は限定される。難局ほど発想を切り替え、物事をポジティブな側面を見出すようにして状況を打破する必要がある

 


・新しい仕事に就いたり、新しい職場・チームに入った時は、適応しながら成長の実感を感じられる。しかし、毎日同じ人に囲まれながら、同じ業務を繰り返していると、成長の実感は感じにくくなる。これに、やり場のない危機感を抱いている人は少なくない。

この行き止まり感、頭打ち感を回避するには、自らの意志で快適な環境から飛び出し、今までにやったことのない新たな取り組みを始めるしかない

→重要なのは、「昨日までやったことのない取り組み」を始めること

 


ダイバーシティーとは「違うのが当たり前」の状態

 


「ポジティブストローク

①言葉の選択

→否定的な言葉を肯定的な言葉に置き換えて表現しよう。「〜ならできる」という言葉に置き換える

②態度

→デフォルトフェイスに気を配り、表情や手の位置に意識しよう

③具体性

→相手を認める時、褒める時は具体的にどこがいいのかを伝える

 


・いざという時に頼れる人脈を増やしていこう