『81』行動の原点である"思考"から洗練させていこう!著 天才のパターン思考
「📚著 天才のパターン思考」
・この本を読む大義
①天才と凡才の差異は何か
②自分にはどんな思考法が足りなかったのか
③考える時に優先すべき思考法は何か
・「頭のいい」の定義は、知能指数を1つの指標として判別できる。IQは、100を平均値としており、130を超える人は、いわゆる"天才"と呼ばれる
・IQテストにおける「正答率の低い問題」とは、共通ルール(共通点)を見つけるのが難しい問題のことです。つまり、テストの結果がいい人(IQが高い人)は、「共通点を見つける能力」に優れている。
ex 言い換えれば「パターン認識能力」のこと。共通する特徴を無意識に読み取る力が養成されれば、情報処理能力が圧倒的にアップします
・[問題解決法]
凡人→問題の本質と関係ない情報に翻弄される
天才→問題の本質をすぐに見抜くことができる
☆問題解決の思考法
①目的(ゴール)をはっきりさせること
②最適な手段でそれを達成すること
を辿ることが早く、ブレずに解決へ繋がる
・相手が細部にこだわったり、ある程度の知識を持っていたりする場合には、長所だけでなく短所まで含めてプレゼンすることで説得力が増し、かえって信頼してもらえます。心理学では、「両面提示の法則」と呼ばれている
・[自分の基準を持って、「2択」で詰める]
凡人→自分の基準がないため判断が遅い
天才→基準を用意しているため判断が早い
☆メリット→余計な情報に流されず、スマートに決断できるようになる
・「数値化」して判断する尺度を持つ
他人を説得する時や、アピールしたい時など、「〇〇はすごい」「〇〇が得意」と表現する人は多いが、これは主観的で、具体的とはいえない。
分かりやすいのは、客観的な「数値化」で伝えてあげると相手により、伝わる
ex.「すごく人気のある本」ではなく、「5万部売れた本」の方が説得力が上がる
・孫社長は、「好き嫌い」などの主観的な評価は排除し、結果が出ることを数字で客観的に示せるものは採用、そうでないものは不採用と決めている
・"Done is better than perfect"
→「完璧を目指すより、まず終わらせろ」
・[できないこと「ない」と考える]
凡人→「できない」と言って諦める
天才→「できる」ようになる方法を考える
☆メリット→限界を突破し、自分の能力を最大化できる
・[失敗したら、その方法は「二度と使わない」。それを上回る手段で対応する
凡人→挑戦すること自体しないか、同じ失敗を繰り返す
天才→敗因分析し、二度と繰り返さない
・成功者(一流の人)だったら、どう振る舞うだろう?何をするだろうか?というマインドセットは大事で、真似することが合理的且つ最短(守破離の法則)
・優先順位のつけ方の極意は"時間対効果"が高いもので考慮
・「直感は経験や感覚などに基づく複雑なのものなので、実際そんなに外れない」
・ジェフ・ベゾス氏
「人生は短いから、つまらない人と付き合う暇なんてない」
→人間関係も「選択と集中」
→人間のリソースは有限
○奥床しい
1 深みと品位があって、心がひかれる。深い心遣いが感じられて慕わしい。「人柄が―・い」
2 《「奥行かし」で、心がひかれる意から》奥にひそむものに強く心がひかれる。さらによく知りたい。→床(ゆか)しい
「自分の運命は自分でコントロールすべきだ。さもないと、誰かにコントロールされてしまう」
○海馬
大脳皮質側頭葉の奥深くにある大脳古皮質の一領域。近年,脳生理学における記憶のメカニズムの研究は海馬を中心に進んできており,少なくとも新しい記憶の貯蔵装置としての海馬の役割は疑う余地がなくなった。
・今の時代、インターネットで興味のあるワードを検索しさえすれば、あらゆる情報が出てきます。そういう意味では、「知っている」こと自体の価値は薄れ、次のステップである「行動すること」、すなわち機会を活かすことの重要性が相対的に高まっているといえる
・質問をすればするほど、自分の知識のストックは増えていきます
→「すごい」という価値観も、人によって全く違います。惑わされないためには、「誰と比べてどこがすごいのか」を評価することが必要です。
→相対評価で考える姿勢でいると、周囲に惑わされることがなくなり、間違った選択をすること、必要以上に萎縮することも減る。「本質」「真実」に近づくためには、物事を相対評価で判断する癖をつけるべきです
・映画「アイデン&ティティ」の中に、このようなセリフがあります。
「やらなきゃいけないことをやるだけさ。だからうまくいくんだよ」
・挑戦し続けて得たものを掛け合わせると、他の誰とも違う、オンリーワンの「自分」にたどり着きます