『79』人生は全て"人"に集約される。著 今日から使える行動心理学
「📚著 今日から使える行動心理学」
・大義名分
①相手の心を読み取る
②相手を動かす
③ビジネスに役立つ
④恋愛に役立つ
⑤人付き合いに役立つ
・つま先は関心のある方に向く
→足の組み方や動きにはその人の基本的な性格や特徴と関連性があると調査より照明されている
○パーソナルスペース
親密ゾーン→50cm
対人的ゾーン→友人
社会的ゾーン→上司や同僚
・嘘をついている時や不安があると、自分で自分を落ち着かせようと無意識に自分の体に触れてしまう
→「自己親密行動」(手や足に如実に現れる.代表的な動作は鼻を触る)
・腕組みは、腕を組むことで自分を守る壁をつくり、他者が自分のテリトリーに干渉してくるのを防ごうとしている、防衛的心理からくるもの
・「目は口ほどに物を言う」はホント
○キョロキョロする→無関心・緊張
○瞬きが多い→不安・緊張
○下にそらす→恐怖・弱気・拒絶・嫌悪
○目を合わせない→不安・自信がない
○上目遣い→甘え・信頼・服従
○目が合うとそらす→意識している
○見下ろす→支配欲・自分が格上
*アイコンタクトの多い人は交換を持たれやすい
○慇懃無礼(いんぎんぶれい)
表面は丁寧で礼儀正しいように見えるが、実は尊大で無礼なこと。また、そのさま。慇懃尾籠(いんぎんびろう)。「慇懃無礼な態度」
・自信のある人は声の大きさが大きい統計結果が
・「カフェでストローの袋を結ぶ心理」
→退屈なのではなく、じっと座っていて落ち着かない気持ちを目の前のものをいじって解消しているのです
・人は相手に興味があるとき、自然にその人に近づこうとするため、前傾姿勢になる。後ろに引いて座っているのは退屈のサイン
・「みんなのおかげ」はイメージアップに繋がる
・口癖から読み取れる性格や心理
「なるほど」
→聞くよりも話したい
「別に」
→本当は不満があるが言えない
「ふつう」
→自信がない
「要は」
→仕切りたがり
・心理学者アッシュの初頭効果実験では、先にアピールポイント(長所)を述べる方が後の印象にも影響を与えることがわかった
・自己卑下的自己呈示で可愛がってもらったり、交換を持たせたりすることも可能
・すごい人にみせる"ハロー効果"
・会話の上手い人
①言葉による言語的コミュニケーション
②表情やしぐさ、見た目による非言語コミュニケーション
が傑出している人
・"制服"が人気なのは男性の支配欲を満たすから。一方で、女性は権力を感じさせる"スーツ"や"白衣"などに魅力を感じる
・よく見かける癖にもワケがある
「貧乏ゆすり」
→ストレスや緊張を和らげている
「髪を触る」
→不安を感じている・意中の人の前にして性的興奮が高まっている
「頭をかく」
→強いストレスや不安からくる自傷行為
「唇の舐める」
→緊張している(唇が乾くのは緊張していふため)
「タバコを吸う」
→安心感を得るため
・「すみません」が口癖になっている人
→自尊感情が低い人、自罰自責型性格が強い人に多く見られる傾向
・バッグに詰め込む中身の量は不安の量
・筋トレは自尊心を充足させるのに有用であり、自分に自信が持てる
・どんな体型の女性を好むかでその男性の性格の傾向が見られる
「背が小さい」
→内向的
「胸が小さい」
→従順・抑圧的
「胸が大きい」
→スポーツマン
「お尻が大きい」
→受け身
「背が高い」
→達成欲が強い
○パブリックコミットメント
人は他人の目があるほうがやる気が出て目標を達成する可能性がある高くなる。その目標を大勢の前で公言すると、より効果的
・女性は笑わせてくれる人が好き
→人は笑っているとき、脳内物質のドーパミンが分泌されます。この物質には快感を生み出す性質があります。つまり、女性にとって沢山笑わせてくれる人は自分を心地よくさせてくれる人と認識され、好感度が上がるのです
・「アサーション」という手法は、まず上司や相手の意見を認め、肯定します。その後に自分の意見を述べる。そうすると、相手は意見に耳を傾ける気になる
・上司と上手く付き合っていくには、「賛辞」「同意」「卑下」「親切」が有効
・褒めて相手の"承認欲求"を充足させよう。そうすることで褒めてくれた相手に好印象を抱く
・電話が苦手な人は自意識が高く、恥ずかしがり
・先に言い訳をして予防線を張る行為を「セルフ・ハンディキャッピング」と言い、自己防衛反応の一種で、自分自身と他者の評価によって自尊心が傷つかないための行動です。
○失敗回避欲求
失敗を恐れ、避けようとすること。そのためには新しいことに挑戦せず、現状維持をひたすら目指す。リスクは少ないが、事なかれ主義に陥りやすい
・部下のやる気を引き出すには、上司が部下を信頼し、「期待しているよ」「がんばれ」などと声をかける外発的動機づけが大切。部下はその期待に応えようと努力して成果を出すようになる。これを「ピグマリオン効果」という
・人が人と比較してしまうのをやめられないのは「対人比較欲求」があり、他人と比べることで自分の立ち位置を確認しているから。
比較対象は自分の自身の度合いにより変わる
自分に自信がある時や向上心が強い時は、「上方比較」といって自分より上の相手と比較し、逆に自信がないときには自尊心を守り、優越感や安心感を得る為に自分より下の相手と比較する「下方比較」が多くなる
・会社や学校で孤立するのは、他人と関わることで自分が傷つくのを極端に恐れているから
→孤立から抜け出すには、積極的な自己開示が必要。
・「頼み事・お願い事の良いタイミング」
①ご機嫌な時
②罪悪感を感じている時
③作業が片付いた時など達成感や開放感がある時
・相手の気持ちを掴み、会話を弾ませるには普段より多く頷いたり、相槌を打ったりすると効果的。頷きや相槌がない場合に比べて約50%発言が多くなる
・「ドア・イン・ザ・フェイス」テクニックは、相手に難易度の高すぎる依頼をして断らせ、受け入れられやすい本来の依頼をします。一度断った罪悪感を補おうとする心理や「相手が譲歩したものだから自分もしなければ」と思う心理を利用しています
・意中の人をご飯に誘う時には「ダブルバインド」という手法により、二者択一にし、選択させることによりOKを貰いやすくなる
○ピーターパン・シンドローム
社会的自立を拒んで、子供のままでいたいと想う心理状態です。困難を立ち向かうのを回避する未熟さが根底にあります。
・"サクラ"につられてしまうのは、他人と同じことをしようとする「同調心理」が働いているから
・人がブランド品を好むのは自己の社会的価値を高め、優越感に浸りたいから
・コンビニは消費者を誘導する仕掛けの宝庫
*「明るい照明」
夜でも外から目立つようにしている。明るいところに集まろうとする心理から客引きの効果がある
*「雑誌棚は入り口付近に」
立ち読み客を外から確認できるようにし、立ち読み客をサクラの役割に仕立て上げる
*「売れ筋商品は棚の端に」
棚の端にある商品は、人の記憶にのこりやすいため、よく売れる商品や売りたい商品が置かれることが多い
*「導線に合わせた店内配置」
一歩でも多く歩かせて売り上げを上げるため、よく売れる商品を店の奥に陳列したり、反時計回りに誘導できるように配置している
・モーターショーや車の展示会、レース会場、車のマスコミ発表会などでは、"車と美女"の組み合わせがよく見られる。車と美女は、どちらも多くの男性が魅力を感じる要素であり、この2つを組み合わせることで男性の購買意欲をくすぐる仕掛けになっている
→「連合の原理」
・"制限されるほど興味がわく"(カリギュラ効果)
①会員登録しないと見られない
②いつも完売している
③年齢制限がある
④袋とじになっている
・女性は好意の分だけ食べられなくなる
→相手に見せたい自分を演出する、男性の優越欲求を満たすため
・似た者カップルは上手くいく
→趣味や嗜好が似ていたり、共通の話題があるといっしょにすごす時間が非常に楽しく、相手に好意を抱くようになる(同好の報酬性)
・「勘違いから恋が生まれる三要素」
①心拍数の上昇
②恐怖体験(親和欲求が高まる)
③暗闇(自分の欲求をさらけ出しやすくなる)
・友情と愛情の「好き」は違う
・男女の友情は若い世代では「性的魅力」があると友情の継続が難しいと心理学者のアンケートよりわかった
・「ゲインロス効果」
→厳しい印象がある人から褒められる方が、普段からよく人を褒める人に褒められるより感情的落差が大きく、嬉しいと感じやすい。いわゆるツンデレはゲインロス効果による
・男性は元カノに連絡してしまう生き物
→進化論的に女性は一人の男性に生涯庇護してもらうため、ダメになったら別の相手を探す必要があるから女性は切り替えが早い。
一方で、男性は一度手にしたものを失うことは、自分の存在価値を否定されたように感じる且つ、男性は自分の子孫や遺伝子を一人でも多く残そうとする為、別れた後に連絡を取りたがる傾向が高い
・好きな相手に効果的にアプローチするには「類似性の法則」を使おう。
→自分と同じ反応をしたり、考え方に共感してくれる相手に好意を持ちます。相手の動作を真似しよう
・「尽くしすぎは破滅のもと」
→恋愛関係において、自分を犠牲にしてまで相手に過剰に尽くすのはNG。アンケート調査で明らかに。相手との性的行動を避ける傾向が強くなることがわかっている。二人の間に不公平感があるなど、心理的関係がバランスを保っていない恋愛は長続きしない
○定着液効果
→自分だけの判断では自信がない場合、周囲も同じ意見だとわかると自信が持てる。友達や他人の意見により自分の評価を定着させること
・「去るふりをして価値に気づかせよう」
→恋愛心理学でいう「去れば追う、追われれば去る」という法則によるもの。人はそれまであった物や人が失われそうになってはじめて、その価値に気づきます
・「告白は相手が落ち込んでいるときに」
→自己評価が低いと他人は魅力的に見える
・恋愛関係における満足度は"言語的コミュニケーション"つまり会話の量と比例している。会話を重ね、お互いが秘密を共有し合い、自己開示によってありのままの自分をさらけ出すことで、精神的により深い絆で結ばれる
→相手に対して愛情を表現し、相手の話を肯定して聞き役に徹することが長続きの秘訣
・人間関係を損得で判断する「交換的人間関係」を重視する人は、相手に何かをしてあげた際、お礼やお返しがないと気分を害しやすい。このタイプはビジネスでは成功するが恋愛では苦戦する
・「恋する会話マナー4か条」
①共通の話題を選ぶ
②交互に話す
③相手を知ろうとする姿勢を大切に
④必ずリアクションを返す
・「SVR理論」
→出会いから親密になるまで3段階のステップがあるとする説。
①外見・地位
②価値観の類似性
③相補的な関係
などの心の病気になるリスクがあると言われる。被災者だけではなく、取材したマスコミや救助にあたった警察官、自衛隊員などもそのリスクが高くなる
○流言(りゅうげん)
根も葉もないうわさを言いふらすこと。また、そのうわさ。デマ。流説。るげん。