『116』事実と意見を分けろ!著 マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書
「📕著 マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書」
・「ふーん、売れ行き良いな」「なんだ、売れ行き悪いんだ」という感想しか持たなかったとしたら、ちょっとまずいです」
→So that Why soが抜け落ちているので。
・先の見えない状況、正解のない問題に対して「様々な事実と情報から自分ならどうすべきか」という答えを見つけ出す事が大切
・マッキンゼーの流儀
「イシュー・ドリブン(問いから始めよう)」
・改まったインタビューでは生の声、情報は得られない。現場に赴き、実際に自分が作業をしながら改善活動せよ
・新人研修の最初に「何があっても背を向けず、『自分には何ができるか』と考えることを忘れるな」ということを教えられる
逃げるな
・「どうしよう!間に合わない!」ではなく、「どうしたら間に合うか」というポジティブなマインドセットが基本的にある
・仕事は自分が目指すレベルに達するまで妥協せず、締め切りまでに完全な仕事をして、シャワーだけを済ませて、また普通に出社してるくる。そんな人がマッキンゼーにいる。まさに修行僧の様なストイックさ
・入社一年目の新人であっても、ブランドを体現することに変わりはない。服や持ち物、クライアントの前で使うペンでも「適当」なものは持たない、身に付けないという空気がある
・資料では
○グラフデータには必ず因果関係
○チャートには必ず出典
○チャートには必ずポイントを簡潔に
・いい意味で、他人にあまり関心がないのもマッキンゼーの人たちの特徴。社内の人間関係や同期との競争を意識するよりも、「どうすればもっと上質で良いバリューが出せるか」ということに意識が向いている
・まず、自分は何を期待されているのか?をきちんと理解する。そして、自分のユニークさは何かを知って、そのユニークさを期待される仕事を生かしてみる
・問題解決することも大事。だが、それ以上に「真の問題は何か?」という問題把握能力も大事だということを覚えておけ
→問題そのものが違うのではないか?と疑うことも大切
・本来の「問題解決」とは、起こった事象に対処することではなく、「なぜ、その事象が起こったのか?本当は、どうあればその事象が起きないのか?」という問題の本質まで掘り下げて解決すること、打ち手を明確にして実行することが「問題解決」なのである
→問題解決のプロセスで大事なことは、ゴールつまりありたい姿を決めておくこと
・問題解決作業で大切なことは「分解」することです
その上で大切なことは3つ
①漏れなくダブりなく
②事実ベースで行う(感情を抜く)
③優先順位を付ける
→後にその仮説を検証していく
・ロジカルシンキングとは、原因と結果がはっきり分かる「筋が通った」ものの考え方や捉え方のこと
・フレームワークは、目的に沿って使うこと、どの様に使うかという活用力が大切である為に何を考えたいのか?をはじめに考えることが大切
・例えば、いつも面接で「あなたの強みを教えてください」という質問に上手く答えられないということであれば、最初のステップで自分の経験・スキル・強みの棚卸しをきちんとできていないということかもしれない
・「3C」のフレームワークは、このように、競合や顧客のことも考えて自分の戦略に客観性を持たせるための基本ツールとして使うもの
・例えば、情報を「緊急と重要のマトリックス」で処理することはよくやります。一方で、例えばあるクライアントにとっては「好き嫌い」の軸で切ることがバリューにつながるかもしれないのです
・マッキンゼーの人たちは、意識してたのかどうかは分かりませんが、比較的「朝型」の人が多い
・問題発見や解決に行き詰まったら一度ゴールから考えたり、俯瞰して考え直すことが有用
・話を聞きながら、「意見」と「事実」に聞き分けよう
・「問い」から始めよう
クライアントはどうしたら成功するのか?クライアントの成功の鍵は何か?そのためには、クライアントは何をすべきか?
○原因を探る質問の例
・全体のプロセスの中で、抵抗を感じるのはどの部分ですか?
・自分がいる環境で居心地がいいと感じるのはどんなところでしょう?
・やりたいと思いながら実行できていないことはどんなことですか?
・ある「問い」が投げかけられたときに、そのまま無条件に考え始めるのではなく、その問いが本物であるかどうか見極める習慣をつけてみてください
・自分の個性や特質は何か?得意なものは何か?をよく知ってください。自分にないものになろうとする傾向があるが、とても難しい
本来の良さや強みを身にしていかないといけない。そうでなければ、せっかくの経験も時間も無駄になってしまうよ。元からある自分をきちんと高めていくことが、結局は一番リターンも大きい。
・自身のエネルギーを充填するために心がけたいこと
①早く寝ること
②朝の散歩
③ヨガを行うや体に優しい食事
・「この人、ステキだな」と思う先輩を見つけること、そして、その先輩が日頃どんなふうに仕事をしているのか、どんなことをしているのかを知って、いいなあと思ったことを、取り入れてみる
・ある分野でわからないことがあれば、ちょっとあの分野に詳しいあの人に聞いてみよう。そんな軽い感覚を持つ
「なんでもいいから目の前の仕事に集中しろ!あれこれ考えるな!そうすることがいつかお前を助けてくれることになるのだから」
・組織での動きより個の動きが大きいマッキンゼーでも、仕事の軸になることは、事前にマネージャーに「これでやろうと思っているのですが、いいですか?」と報連相をすることは当たり前
・ミーティングと言えど
「時間給×所要時間×人数×場所のコスト」
がかかっている。故にそのコストに見合った成果が出せなければおかしいと考えろ
・「I(私)ではなくWE(私たち)を使う」
他大勢に向けて言葉を発する時は私たちという表現を使う。各コミットメント意識を高める狙い
・抽象的な表現を具体的な表現に変換する練習で脳を鍛える
・プレゼン資料はワンチャートワンメッセージ。シンプルで強いメッセージになっているからこそ、クライアントを動かす力を持つ