さまよえる蒼い変人

我が成長曲線を綴り、「怒り・疑問・不満」を昇華していく

『160』著 大学4年間の経営学が10時間で学べる

 

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「📕著 大学4年間の経営学が10時間で学べる」

 


・組織を利益追求を合理的に行える構造化

①分業でそれぞれが専門性がある

②担当者が変わっても継続して同様な効果を発揮できる仕組みや規則が存在している

③文書で理論や意思決定等を明文化

 


・問題解決や目標達成の手段として様々な理論等があるがPDCAサイクルを利用

 


適切な質と量のゴール設定→

戦略的細分化され、行動に落とし込める様なレベルの計画→

実行→

実行後の効果測定→

改善点抽出→

行動計画の修正→

実行

 


・人間の合理的選択には限界がある

→だから、ルーティンなどで癖付けが有効

 


「ゴミ箱モデル」では、人は負荷が増えるとやり過ごしが増える

 


○資源を依存しているとパワーを握られる

買付先や取引先は一つだとリスクが大きい為、分散して増やしておく

→人生の万物において必要な考え方

 


○「内製」と「外注」をコストで比較する

依存度を下げる一つの視点として、自前で行う場合も、品質・コスト・納期で比較

外注には内製にはない取引コストが大いにかかる場合も

 


「行動パターンの継続性=ルーティンがある組織が生き残る」

 


○内発的動機付け

「達成感」が基本

お金よりも重要なのは、達成したという満足感である

→高すぎる目標設定より届きそうな目標を立てる

 


・達成、承認、仕事そのもの、責任、昇進は満足をもたらす動機付け要因ですが、給与や作業条件は、不満足を予防する為の衛生要因である

 


理想のリーダーシップ

①部下への配慮

②部下の仕事環境作り

→PM理論

 


シナジー効果

1+1=2 3でもなく4にでもなることも

例えば、鉄道会社が多角化の一環としてバス事業にも進出きて、駅から沿線の住宅地へのバス路線を開設すれば、沿線住民にとって、その鉄道の駅は利用しやすくなります。それまで他の鉄道を利用していた人も吸収して、その鉄道路線の利用者は増えるでしょう

長期的には鉄道沿線の人口が増え、鉄道もバスも利用者が増えていく

 


PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)

・市場成長率と市場シェアの四象限マトリクスにし、製品系列の取捨選択の指針に

 


・事業領域はどう定義するか?により競合他社や自社の分析に大きく変化が生じる

ex.鉄道を物理的に鉄道と定義するのか、輸送という手段に定義するのか?

 


「戦略的提携の種類」

コラボレーション広告

研究開発のパートナーシップ

リース・サービス契約

流通チャネルの共有

技術移転

共同入札

クロス・マニュファクチュアリング

資源開発の起業化

政府と産業界のパートナーシップ

合弁スピンオフ

クロス・ライセンシング

 


○競争を勝ち抜く基本的な考え方

①コスト・リーダーシップ

生産効率を上げ、原価を下げる。安く売る

②差別化

お金がかかる。トヨタのレクサスやプリウス

③集中

 


・模倣を防ぐ法的手段として、

特許権著作権、商標権という知的財産権がある

 


特許権

特許権者に発明を実施する権利を与え、発明を保護する

 


実用新案権

物品の形状等に係る考案を保護する

 


意匠権

工業デザインを保護する

 


○商標権

商標権さに化体した業務上の信用力を保護する

 


著作権

思想・感情の創作的表現を保護する

 


著作隣接権

実演、レコード、放送、有線放送を保護する

 


○回路配置利用権

半導体回路配置を保護する

 


○育成者権

種苗の品種を保護する

 


・独占的利益を脅かす5つの力

①新規参入者の脅威

②代替製品の脅威

③顧客の交渉力

④供給業者の交渉力

⑤競争業者間の敵対関係

→ファイブ・フォース・モデル

 


○資源ベース理論における競争優位

①異質性

②模倣不可能性

③競争の事前制限

④取引不可能性

 


○製品ライフ・サイクル

導入期→成長期→成熟期→衰退期

 


OEM(original equipment manufacturing )

 


4P

Product

多様性、品質、デザイン、特徴、ブランド、パッケージング、サイズ、サービス、保証、返品

 


Price

標準価格

割引

許容度

支払い期限

信用取引

 


Promotion

販売促進

広告

販売力

広報・宣伝

直接販売

 


Place

チャネル

流通範囲

品揃え

立地

在庫

輸送

 


MD分類

伊勢丹では、様々な切り口から作った基準に従って売り場作りをするそうです。対象別・関心度別などの分類で商品やブランドを集めて一つの売り場を作り、さらに年齢の高い層向けのゾーンやキャリア層向けのゾーンといったゾーンにまとめて店舗空間を構成している→お客さんも自分で探せて、関連商品も一緒に買いやすくなる

 


単品管理

イトーヨーカドーでは、商品をブランド・サイズ・色等で細かく決めた単品で管理

→売れ筋・死筋が単品ベースでわかるように

 


・ポイントカードは私達の売買履歴をデータベース化するためのCRMのつーるとして使われている

→この履歴データを使い、前年等の購買金額をもとに、沢山購入してもらった有料顧客へのポイント還元行い、優良顧客を囲い込むこともできる

CRMを活用したマーケティングをしないと、囲い込みができず、割引で収益を圧迫するだけの結末に終わる

 


コトラーは、プロのマーケターに最も特有のスキルは、ブランドを創造し、維持し、守り、向上させていく能力だと言っている。無形資産の有用性説いている。

 


「関税障壁が高くなると、自動車メーカーは政界各国の国内で自動車工場をもって現地生産をしなくてはならなくなる」

→マルチドメスティック産業

 


○見込生産と受注生産

生産量は販売量・受注量に完全に一致させることはできないので、製品在庫・受注残というバッファが必要になる

 


損益分岐点

固定費・変動費を合わせた費用と売上高が等しくなるポイントを損益分岐点という

→利益を出そうと思ったら、固定費割合の大きい製造業などでは、稼働率を常に念頭におく必要がある

 


○ 操業度

操業率ともいう。企業が有する生産能力の一定期間における利用状態を示す。現実には生産能力の最大値を 100とし,それに対する実際の生産量の比率で表わされる。平均費用を最低にするものを最適操業度,限界費用と限界収益が等しくなるものを最有利操業度といい,このとき企業は最大利潤を生む。さらに利益も損失も出ないものを最低操業度という。この概念は経営政策上のもろもろの意思決定に利用される。

(稼働率とも)

 


○ベンチマーキング(品質経営)

目標とのギャップを埋める活動をする考え方。望ましい基準がない場合でも準拠集団を決め、そこと比較しながらプロセス改善を行う

→同業・異業種のベストプラクティスといえる進んだプロセス比較と仕組みややり方の最適解を模索、適用

 


従業員満足が低ければ、従業員の離職率、欠勤率が高くなる。顧客も同じで、顧客満足が高くなければ、リピーターにはなってくれない」

 


・起こりうる問題をできるだけ早い段階から洗い出して、できるだけ早期に解決することをフロント・ローディングという

→設計図面が完成してからいざ、製造現場で落とし込むような。そうすると、作業がしずらかったり、他の設備が必要になったりと難しくなる。そうならないために、早くから現場を巻き込み準備を始めることが大切

 


「自前主義という殻に閉じこもることで、社外に存在する新しい技術を取り入れない、つまりイノベーションの妨げとなる」

→前提として「より良く、新しいものを創出する」があります。