『142』経営という視点で 著 あなたを変える「稼ぎ力」養成講座
「📕著 あなたを変える「稼ぎ力」養成講座」
・決算書は手段としての道具的なもの
・PL.BS.CFという3つの視点から企業を見ている
・決算書は年に二回出される
・上場企業は連結決算を公表することが義務付けられている。グループ内の子会社が一時的な「損失隠し」に使われるケースが少なくなかったから。
・決算書は、行動の結果を数値化したもの
・自分の部署の業績を決算書のように見て、どういう行動がこの数字を導き出しのか、この数字を改善する為にはどういう問題点を解消しなければならないのか?を考える
○資産
現金・受取手形(有価証券)・売掛金・棚卸資産(会社が持っている商品、いわゆる在庫や作りかけの商品)
固定資産、繰延資産
・返さないといけないもの負債、返さなくていいものは資本
・定量的貸借対照表は債権者が債務者(会社)の支払い能力を数字で判断する目的で見られる
・剰余金は毎年度の利益の蓄積で、当期(今季)の利益はもちろん、そのまえの期の分も、その前々の期の分も、ずっと過去から蓄積されている。だから、損益計算書が「隠れている」という表現になる
・「営業利益」が「本業の儲け」と言われ、もっとも重視されている
・キャッシュフロー計算書が重要なのは、キャッシュこそが会社の実態を表しているから
・黒字でも財務期限に手元キャッシュを用意できなければ黒字倒産あり得る
・キャッシュフローに関して大事なポイントは、本業でキャッシュをしっかりと生み出して、次の成長への投資を着実に行なっているかどうかです
・営業キャッシュフローが毎年減っていたり、マイナスになっていたら、これはそのうち倒産するかもしれない
・キャッシュフローの望ましい姿
①営業キャッシュフローはプラスがいい
②投資キャッシュフローは営業キャッシュフローの範囲内でマイナスがいい
③財務キャッシュフローはなるべくマイナスがいい
・決算書は
①過去と現在を比較
②同業他社と比較
③計画と実績を比較
することで「良い悪い」がわかる
・良い会社はPDCA回せているし、必ずふりかえりが出来ている
・経常利益は営業利益に受取利息や配当金を加え、支払利息を引いたもの
最終利益÷総資本
・工場は無闇には増やせない。収益面つまり会計視点で考えるとわかること
・ROEは「分け前」がどれほど貰えるのか?を図る指標。投資家や株主が重視する指標。
・株主資本利益率が高いことを「資本効率が良い」とも言う
→株主資本利益率が高いと思ったら、それは利益が大きいからなのか、株主資本が小さいからなのか、よくみる必要がある
・潰れない企業の目安は自己資本比率30%以上
→他には負債比率を見れば過剰債務企業かどうかも見極められる
・成長性を見るには、主に売上高と利益の視点から考える
・売上高が伸びているのに営業利益が伸びていなければ、安売りで売上高を稼いだのかもしれない
・PER(株価収益率)は最初に使ったお金を何年で回収できるかを表す
→株価が一株利益の何倍まで買われているかを示す
→PERが10倍という会社は10年で回収できるという判断
・経費(コスト削減)は売上原価、販管費、一般管理費、営業外費用の合計
→コスト削減ができたら、営業利益は増えます。つまり売上原価や販管費のおけを小さくしたということ。
・減価償却費は、決算書では貸借対照表の固定資産と損益計算書の費用に関係する項目
→買った時が一番高い値段、それから毎年少しずつ価値が減っていって最後はゼロに近づいていく。ゼロになる期間を耐用年数という
→工場や機械などの減価償却というのはちょっと面倒な決まり事ですが、株主、税金面での影響を考えると必要なルール