『96』ありたい自分へ 著 幸福のための人間のレベル論
「📕著幸福のための人間のレベル論」
・幸福レベルを上げるための方法を知るのが本著の目的
上から順に
①悟りステージ
②気づいてるステージ
③気づいていないステージ
④人でなしステージ
・どんな人格者も闇の性格を持っている。しかし、彼らはその闇を封印しているだけに過ぎない
[けだものフィールドの人]
・人から奪うことしか考えていない
・自分からは先に与えない
・自分さえ良ければ全て良し
・自分の利益や快楽のために人を騙す
・感謝ができない
・恩を返さない
・楽をして何かを得ようとばかり考える
[きつねフィールドの人]
・自分の非を認めるが反省はしていない
・後悔や罪の意識を感じることもあるが、改善しようとしない
・過去の失敗を顧みることができない
・中身のなさを隠すために自分を強く見せようとする
・都合が悪いことがあると解決せずに丸投げして逃げる
・批判的な意見が多く、すぐ人や環境のせいにする
[うさぎ/チワワ/ハリネズミフィールドの人]
・文句や愚痴が多い
・楽をして何かを得ようとする
・人や環境のせいにする
・自分の主観や常識でしか物事が見られない
・現実が見えていない/現実逃避する
・経験していないものに対して行動することができない又は始めても長続きしない
・恋愛においては相手の愛情を得ることが出来れば幸せになれると思っている
・人や状況をコントロールしようとする
・他人や物事にあまり興味がない
[ハリネズミフィールドの人]
・他人に対して求めるハードルが高い]
・他人と比較して自分の方が劣っていると感じた時、惨めな気持ちになる
・自分より相手の方が下だと感じたら見下したり攻撃的になったりする
・他人の粗探しが得意
・悲しみより怒りを感じることが多い
・プライドが高く、否定されることを極度に嫌う
・日本人のほとんどが「気づいていないステージ」に該当する。
→一方的な決めつけが多く、自分の主観と常識でしか物事を判断できないのもこのステージにいる人の特徴
→"人の顔色を窺うこと"をやめないとステージアップはできない
・気づいているステージまで上がってくると「目の前に起こっている現実は全て過去の自分が選択した結果」という認識を強く実感するようになる
→恋愛もプライベートも上手くいき心から人生の楽しさを体感できたり、やりたいことが見つかって自分の使命や天命が見つかったりする
[ねこ/ライオンフィールドの人]
・目の前に起こっている現実は全て過去の自分が選択きた結果という事実を「頭」ではなく「心」で理解している
・人生が楽しい
・楽をして得られるものはたかが知れていると思っている
・人や環境のせいにしない
・自分の主観や常識で物事を判断しない
・自己肯定感が高い
・物質的なもの(金銭/高価な物品/素晴らしい住居)は幸せには直結しないことがわかる
・自分のことがわかっている
・人や状況はコントロールできないものだと理解している
・他人や物事に興味津々
(物事の捉え方)
「もっと楽しいことがしたい」
(ねこフィールドの人特徴)
・新しいことへの挑戦が楽しい
・ポジティブ状態でいることが多い
・対人関係が良い方へ大きく改善される
・逆に、今まで友達だと思っていた相手と話が合わなくなり、だんだんと疎遠になっていき孤独を感じることが増える
・ワクワクすることや刺激があることを追い求める
・気づいているステージに上がった直後は、話が通じない相手や気づいていない相手を無意識に見下したり上から目線になったりすることがある
(注意すること)
・友人だけでなく、周囲の人とも話が合わなくなり「自分の方がおかしいんじゃないか」と思う時があるが、世の中の大半が気づいていないステージの人なので話が合わなくて当然である
・気づいているステージに上がったからといって調子に乗ってはいけないら傲慢になってはいけない。謙虚さを忘れないこと。
・色々な人に感謝や奉仕をすることの重要性に気づくのもこのフィールド
[ライオンフィールドの人]
(物事の捉え方)
「ここから何を学べるんだろうか?」
(特徴)
・仮説立てて検証することが好きな人種が多い
・対人関係でのストレスがほぼなくなる
・自己成長に余念がない
・何かトラブルや逆境があっても、「ここから何を学べるか?」「今の自分ならどう乗り越えるか?」を考える
・物事は全て繋がっている
・交友関係が過去に比べて大きく変わっている、もしくは、話が合う人物がいないので友達が激減している
・自分の心と対話し、思想を強化したり気づきを得たりすることに余念がない
・自分の欠点を理解した上で改善を試みる
(注意点)
・調子に乗らないこと
○考察
このステージまで来ると「あるもの」に目を向けることができ、毎日楽しく過ごせるようになります。
自分の頑張りでなんとか出来ることは自分のことだけ
[悟り・ペガサスフィールドの人]
(物事の捉え方)
「どうすればもっと与えられるだろうか?」
(特徴)
・真理の追求に余念がない
・自らの天命を全うすべく日々の生活を送っている
・怒りをほとんど感じない
・不安を感じることがほとんどない
・「愛」を生き方のベースにして心がけている
・自分の思想やあり方が人に影響を与える
・行動の動機が情熱、幸福、愛
・名誉に興味がなく自己顕示欲がほとんどなくなる
(注意点)
・とにかく感謝の気持ちを忘れてはいけない
・生きていること自体が当たり前じゃないことを忘れない
・謙虚さを忘れてはいけない
○考察
自らが手本になり、人々を幸福や平和ち導くことを天命にして、日々の生活を送っているのがこのフィールドにいる人々。
「気づいている人って何に気づいているの?」
①目の前に起こっている現実は全て過去の自分が選択した結果である
②人がどう思うじゃなくて、自分がどう思うか(自分の判断基準を持て)
③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの
④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない
⑤なるようにしかならない
「自分を知るために」
○自分が嬉しいと感じる時はどういった時か?
○自分が楽しいと感じる時はどういった時か?
○自分が怒る時はどういった時か?
○自分が悲しい時はどういった時か?
○自分が嫌いなものはなんなのか?
○自分が心地いいと感じるものは何か?
○自分が熱中したことはなんなのか?
○自分が出来ることは何か?
○自分がしたいことは何か?
○自分が悔しかったことは何か?
○自分はどういった人に受け入れられなかったのか?etc
→自分のことをもっと知っていきましょう!
・全ては自分の思考によって現在の自分が作られているということになります
・起こった出来事に対して自分がどう感じるかは「自分がどう受け止めて、どう解釈したか」だけ。
→今がいくら不幸であっても将来的に幸せになった時、自分が不幸の根源だと思っていた出来事が全て幸せになるために必要な経験だと気づく
→「今」を書き換え続けないと「過去」も「未来」も描き変わらない
・「ないもの」はどうあがいても「ない」んやから、うだうだ言うたってどうにもならへんやん。
[相手への配慮が足りない人の特徴]
・自分の目的や願望が最優先
・とにかく人任せ
・周りの状況や他人に無関心
・自己愛が強い傾向にある
・人の気持ちを考えない
・デリカシーがない
・ギブギブギブの精神で
・今、自分の嫌いな部分や直したい部分を把握して改善の為の行動をしていかないと一生付きまといますよ
「人が行動出来ない理由」
①恥をかくのが嫌だから
②周囲に拒絶されたら嫌だから
③結果が出るかわからないから
・出来ない理由を探すな!!
・感情的な人ほど、物事を主観的に見ている
・あなたを生きづらくしている一つの要因に「固定観念」がある。周りには期待しないように。そして、自分の機嫌は自分で取ろう(前向きな解釈)
・気づいているステージへ昇格する一つの手段として「自己肯定感を高める(=well being)」
出来ない要因
①自分のことを知らないから
②世間体や人の評価がベースになった成功体験を積み重ねているから
・自己肯定感が高い人は例外なく自己満足を日常に散りばめている
ex.「今日の俺なんかイケてるんじゃね?」
「なんとなく見た映画が超面白かった」
・今やっていることが本当に正しいのかしっかり立ち止まって考え抜こう
・やりたいことをやっている人は、それをするにあたって必要な、やりたくないこともちゃんとやっている
・なぜ人はやりたいことをやれず、やりたくないことをしてしまうのか?
→それはどこまでいっても、「世間体や人の評価」に縛られているから
ex.お金を言い訳にしてやりたいことができない人は、「失敗したら大損してしまうし、そうなったらお金がない自分なんて誰にも相手にしてもらえない」といった感じで、人の評価を気にしている
・「やりたいことはやるし、やりたくないことはしない」人生を歩む為に必要な考え方
①恩を今返そうとしない
②万人に好かれようとしない
・何かを始めるにあたって遅すぎることはないですし、やりたいことを後回しにしていざスタートするとき、どうしても年齢が気になるのであれば、自分を奮い立たせるべく、自分と同じ境遇で夢を叶えた人のサンプルを探してみるのも手
・いくら成功している人でも、失敗経験がない人を探すのは難しい
・「自分はこの道を突き進む」という覚悟を決める必要がある
→"やらなかった後悔"は無くす
・「ブレない自分を強固なものにする」
①全ては自己責任
②自分を知る
③客観的思考を身につける
④自己肯定感を高める
⑤ゴールに必要がないやりたくないことはしない
⑥世間体や人の評価に縛られずやりたいことをやる
気づいていないステージ
・感情論が多い
・物事を見る観点が主観
・期待も理想の中に生きている
・人や環境のせいにする
気づいているステージ
・統計に基づいた客観的論理
・物事を見る観点が多方面からで客観的
・全ては自己責任であり、選んだのは自分だと思っている
・人生は二択であると思っている(do or not)
・行動力ない人は"自分が傷つくのが怖いから"
○食傷
1同じ食べ物が続いて食べ飽きること。「いくら好物でも、こう続いては食傷してしまう」
2同じことに何度も接し、飽き飽きして嫌になること。「この種の議論には食傷している」
3食あたりを起こすこと。
・猫フィールドにいる人が出来る限り承認欲求をなくしていく為にはどうしていけばいいのか?
①調子に乗らない
②感謝を忘れない
③とにかく与える
④やるべきことをやり続ける
・自己開示も実は「与える」に該当する
→「相手の心を開きたければ、自分がまずオープンになりましょう」
・次のような条件を全て満たしてこそ、ペガサスフィールドに昇格していると言えるでしょう
①自分の存在が大勢の人々の勇気や希望になっている
(トップアスリート、一流ミュージシャン、自分の智慧を世に広められる人)
②自分の技術や知識が大勢の人々の役に立っている
③「愛」を生き方のベースにしている
(喜び、優しさ、ワクワク、感謝、貢献、熱意、自制)
④人格者であること
(人望がある、尊敬と憧れの対象、頼りになる、いつも穏やかである、勇気がある、誰が相手でも接し方を変えない、約束を必ず守る)
⑤行動の動機が自己顕示欲ではなく、情熱、幸福、愛
「みんな、ええか?一生ブレない幸せを、ガッチリその両手に掴むんやで!掴んだら離したらあかんよ!」