さまよえる蒼い変人

我が成長曲線を綴り、「怒り・疑問・不満」を昇華していく

『95』フェルミ推定覚えたい 著 3分でわかるロジカルシンキングの基本

「📕3分でわかるロジカルシンキングの基本」

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・正しい因果関係は「およそ」で考える

→関係があるというのと、それが起こる確率というのは別物

→確率を無視して一般化ひてしまうと、屁理屈とか、トンデモ理論になってしまう。

"確率や再現性"は意識したいところ

 


帰納法のポイントは、どのような結論を引き出せば納得感が得られるか、という点にある。そのためには「観察事項から類似して言えることをまとめ上げる」という原則をしっかり頭に入れること

 


・不適切なサンプリング(早急な一般化)

「Aさんは就職する気がない」

「Bさんは卒業後、旅に出てしまった」

「Cさんはバイトしながら夢を追いかけている」

故に「日本のフリーターが増大」という結論を導き出すのは、日本の若者人口数千万人に対して、ここであげているサンプルはわずか三人。それだけでフリーター増大に結びつけることは短絡的といえる

→日本のフリーターが増大しているのは確かかもしれないが、三人のサンプルと結びつけてしまうのは問題

 


帰納法を使いこなせるようになると、複数の事実を元にして論理を展開するため、"客観的な理由付け"ができ、ビジネスシーンでの説得力を増すことができる

 


・一つの主張に3つの視点

→例えば、ビジネスにおいての事業参入の場合は「3C」の時点で理論を展開する

 


・「ピラミッド・ストラクチャー」(フレームワーク)

 


・「仮説検証」(フレームワーク)

→予め仮説を立てることで、調べるべきポイントを絞り込み、効率的な動きが行える

→仮説なので間違っていていい

コンサルタント会社では仮説が間違っていても誰も責められませんし、むしろ「あの説はないということがわかり、真実に近づいた」と喜びます

 


・全てが完璧にわかる見込みがないと一歩も動けないのは「完璧病」

 


・常になんのためにデータを集めるのか、基準になる仮説を意識して進める必要がある

→調査分析と仮説思考は必ずセットで使うものなのです

 


・関係があるだけでは因果関係にならない。それが起こる確率を検討する

(それは因果関係か相関関係なのか?)

 


・「CRF」(結論、理由、事実(データや比較で)

 


・営業部門で見つかった様々な問題は、PDCAサイクルが実行されていないことによって引き起こされる現象です

 


・「事実」と「意見」は分ける

→「事実」とは、客観的に誰もが見てわかる数字やデータのことを言う。

「意見」とは、その数字やデータを見て、私はこう解釈した、こう思う、ということを言う。

 


・「ファクト」を強化する手段に

定量データを使う

②中立的な視点、第三者の評価を使う

 


・PREP法は、結論で言っていることを相手に納得してもらうための説得にも適しています。論理的な展開を行い、最終的に合意してもらうというプレゼンになります。つまり、結論や論理性が重視される、ビジネスシーンでのプレゼンではPREP法が有利です

 


・「SDS法=Summary概要、Detail詳細、Summaryまとめ」

講演セミナー、研修、研究発表、会社説明に適している

 


・論理構成の図をプレゼンスライドにそのまま書き下ろしただけです。何か考える必要はないくらい簡単。だが、それがポイント。

→「プレゼン資料の構成は、論理の構成そのものである」という大原則

→プレゼン資料の出来・不出来、わかりやすさ、納得性といったところは、プレゼン資料を作る段階ではなく、それ以前の「論理構成の図」がしっかりまとまっているかどうかに100%かかっているということ

 


・グラフをアレンジして主張を「見える化」する

 


・30秒以内に伝えるエレベーターピッチ

→論理思考力を高める訓練、結論から簡潔に話し、論理も極限までシンプルにする必要がある。

→論理思考力とプレゼン力を養成できる

 


・いつ、どんな時も「理由は3つあります」

 


・"ゼロベース思考"とは、今までの延長線上で考えるのではなく、「そもそもどうあるべきか」という本質を考える思考。

→ex.QBハウスは「理髪店は髪の毛を切るところ」という本質的なところに焦点を絞った

 


・本当に効果のある解決策を考えるには、問題の本当の原因がどこにあるのか、もっと深いレベルで考察する必要がある

 


・大きな問題を細分化する手立てとして「イシュー・ツリー」がある

 


・「MECE」→もれなくダブりなく

 


PPM(プロダクトポートフォリオマネージメント)

市場における商品の位置付けを調べて、経営資源の適切な配分を決めるための分析方法のこと。

 


・アンケートでは、「事前」と「事後」を比べると有意義な情報を得られる

 


・論理的に目標設定を行う「SMART」

Spcific→テーマ・表現は具体的か?

Measurable→第三者定量的に測定可能か?

Achievable→現実的に達成可能か?

Result oriented→「成果」に基づいているか?

Time bound→期限がついているか?

5w1h

○数字で明確に

○届くレベルにとどめる

○期限を定める

→目標を立てる場合には、SMARTの5項目についてチェックシートのようなものをつくり、セルフチェックをするのがオススメ

 


・「超並列会議」

実際にコンサルがこのような会議を行う。

まずは論理思考を使って、会議で決めるべきこと、検討すべきことを予めしっかりと決めておくこと。

たとえ、ブレインストーミングのようなアイデアを発散する会議でも、「今日はアイデアを発散して、新規事業の30のアイデアを出し、アイデアの傾向について分類する」という明確な目標を持っておきます。そのゴールを会議の冒頭で確認し、参加者はそれを達成することを目標に会議に臨み、プロジェクターで資料を確認できるようにし、修正があればその場で修正してしまう。

これが「議論・資料作成・資料確認・資料承認」を同時進行で並列に行うので、「超並列会議」と呼ばれる

 


地頭力とは、既存の知識や方法論が通用しない新しい問題に関しても、常識と論理を頼りに、自分なりの切り口や捉え方で、物事の本質や問題の根本に近づくことのできる能力

地頭力を鍛えるには、常に色々な問題を自分なりの視点で捉え直して、論理思考を使って考え直すことが重要。ゼロベース思考がスタート地点