『93』"変えられるもの"にフォーカスしよう! 著 嫌われる勇気
「📕著嫌われる勇気」
・なぜ「変わりたいのか?」。変われずにいるからだ。
・我々は過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。人生とは誰かに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです
○一張羅
1その人が持っている衣服のなかで、最もよいもの。「―の晴れ着を着こむ」
2ほかには持たず、たった1着きりの衣服。
虚無主義。
1すべての事象の根底に虚無を見いだし、何物も真に存在せず、また認識もできないとする立場。
2既存の価値体系や権威をすべて否定する思想や態度。ツルゲーネフ・ニーチェ・カミュなどに代表される。
1895‐1982
精神分析学者。S.フロイトの末娘。1938年父とともにウィーンからロンドンへ移住。精神分析を児童に適用し,M.クラインと対抗して児童分析の一方の代表者となり,児童向けの遊戯療法を考案。
○一蹴(いっしゅう)
① にべもなく拒絶すること。「要求を-する」
② 軽く勝負に勝つこと。「敵を-する」
・あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているから
→しかし変わらないでいることが"楽であり、安心"なのである
・トラウマを否定せよ、人は過去の原因に突き動かされる存在ではなく、なにかしらの目的を達成するために動いているのだ
・「応募しないことによって「やればできる」という可能性を残しておきたいのです。人の評価に晒されたくないし、ましてや駄作を書き上げて落選するという現実に直面したくない。時間さえあればできる、環境さえ整えれば書けるという可能性のなかに生きていたいのです。」
→応募すればいずれにせよ、前進できる
○あけすけ
① すき間ができて、向こうのものが見えるような状態であること。
※俳諧・鷹筑波(1638)五「もらひてのあとやあけすけぼけの花〈西武〉」
② 人の言葉や態度などに包み隠しのないこと。遠慮のないこと。ざっくばらん。副詞的にも用いる
○喝破
1大声でしかりつけること。
2誤った説を排し、真実を説き明かすこと。物事の本質を明言すること。
・人間はその本質において、他者の存在を前提としている
・われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」なのである
→物事に対してプラスの価値付けできるかどうか
・わざわざ言葉にして自慢する人は強烈な劣等感を抱えている
・全ての人間は同じではないけれど対等
○面罵
面と向かってののしること。「衆人の前で面罵される」
・相手の隠し持つ「目的」を考えよう(意図)
・怒りっぽい人は、気が短いのではなく、怒り以外の有用なコミュニケーションがあることを知らない。だから「ついカッとなって」などといった言葉が出てしまう
・相手が幸せそうにしていたら、その姿を素直に祝福することができる。それが愛なのです。互いを束縛しあうような関係は、やがて破綻してしまうでしょう
・あなたのライフスタイルを決めたのは、他の誰でもないあなた自身である
・我々はどこに行こうと他者に囲まれ、他者との関係性の中に生きる、社会的な「個人」である。どうやっても、対人関係の頑丈な網から逃れることはできない
○独善的
ひとりよがりであるさま。「-な行動」
・他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります
○傍若無人
人前をはばからず勝手に振る舞うこと。他人を無視して思うとおりのことをすること。また、そのさま。「-に振る舞う」「-な態度」
・他者を「仲間」とみなすか「敵」とみなすか
・引きこもっている子供が、食事の後に洗い物を手伝っていることに対して、「そんなことはいいから、学校に行きなさい」と言ってしまうのは、理想の子供像から引き算している親の言葉
・「変えられるもの」「変えられない」をしっかり見極めて、「変えられるもの」にフォーカスしていく
・裏切る裏切らないかを決めるのは貴方でなく、他者の課題なのです。貴方はただ「私がどうするのか」だけを考えればいい
→自己受容し、「ありのままの自分」を受け入れ、「自分に出来ること」「自分には出来ないこと」を見極めよう
・仕事の本質は"他者への貢献"
・行動を支える心理面意識
①私には能力があるという意識
②人々は私の仲間である、という意識
→人生の早い時期に学べたことを誇ろう
・貴方はこれまで「今、ここ」から目を背け、ありもしない過去と未来ばかりに光を当ててきたのでは無いか?
→過去が云々などは考えるな。未来の話をしよう。