さまよえる蒼い変人

我が成長曲線を綴り、「怒り・疑問・不満」を昇華していく

『76』貴方!目的意識なく、このページを開いたよね? 著 自分のアタマで考えよう

f:id:forza-milito178:20190211123726j:image「📚著 自分のアタマで考えよう」

・ある事象を考える時に"メリット"デメリット"の2つの側面を挙げてどちらかを自分の意見として表明せよ

 


・ある情報から楽観的なことしか読み取れない、反対に悲観的なことしか読み取れないのは、読み手に最初からバイアスがかかっているからです。なんらかの固定観念、既成概念すなわち、「もともと知っていること」に影響されているのです

 


・「詳しくなればなるほど、その分野での新しいアイデアに否定的になる」傾向が見られたら、「知識が思考を邪魔している」ことを疑ってみた方が良い

 


・自分が話している時や相手が話している内容が片方に寄っていないか?バイアスがかかっていないか?を思慮分別出来るようにしておく

→良い部分だけしか切り取ってないか?悪い部分しか切り取っていないかを気をつける

 


・強大な影響力のあるメディアによる、「金髪に鼻ピアスの若者」をそういう風貌で実際に信頼できないと断片的に刷り込まれてはいないか?つまり、私たちはしばしば他人の考えをまるで自分の考えであるかのように錯覚している。

→だから、誰かが考えたことではなく、あなた自身が考えたことが重要。そしてそれは否定されるものでもなく、尊重されるべきもの。

 


・意思決定の本質は「選定基準・判断基準」を持っておくことだ(目的意識の選定)

 


・「どんな情報があの意思決定に必要で、どんな情報は不要なのか」という基準が明確になっていないと意思決定のスピードが鈍化し、ブレ一貫したものにならない

 


・それは「知識」なのか「思考」なのかを見極めよう

 


・"考える"="結論"="自分の意見"

 


・自分は今日一日で一体何時間を「考える」ことに使っただろう?日々これを意識するだけで、考える力は大幅に伸びることでしょう

 


・数字を見たら考える2つの問い

→その数字に対して

①何故そうなったのか?

②だからなんなのか?

 


・「出生数が減る」ことと「人口が減る」という異なる概念を混同して考えてはいけない。出生数が減ることによる「人口構成の歪み」による若年層にかかる負担が増加

 


厚生労働省

社会福祉社会保障および公衆衛生,また労働に関する行政を主管する国の行政機関。国民生活の保障と向上をはかり,経済の発展に寄与するため社会福祉社会保障および公衆衛生の向上と増進ならびに労働条件その他の労働者の働く環境の整備,職業の確保をはかり,さらに引揚援護,戦傷病者,戦没者遺族,未帰還者留守家族などの援護などを任務とする。

 


・情報や事象に対して自分の専門や自分に結びつけたり、照らし合わせて考える思考法は感想力養成には寄与する

 


・ちきりん氏も"最悪の事態"を予測することをしている

 


・物事を分解して考える(構造化して考える)

ex.「何か食べたい」

→①食欲が湧いたのか?

    ②暇だから、何かを食べて時間を潰したいのか?

    ③好奇心からくる"目新しい食べ物"を食べたいのか

 


○良妻賢母(りょうさいけんぼ)

女子の本来の任務は家を整え,子を産み,子を育てることにあるとする思想に基づいた婦人の理想像を表わした語

 


・「完璧な女性の3つの要素分解」

①女

②母

③妻

→魅力的な男性

①雄としての魅力

②ビジネスマンとしての魅力

③父としての魅力

→分解し具体的に考えることによって手段や方法論が導出できる

 


・機転がきく人、頭の回転が速い人は往々にして"分解"して考える癖がある

 


・「生活スタイルの分解要素」

①仕事

②家庭

③趣味

 


・「企業の財務分解要素」

①安定性

②収益性

③成長性

 


・「企業の目標設定分解要素」

①技術力

②企画力

③販売力

組織力

 


・比較の基本は「縦と横」

→縦=時系列比較=歴史的な観点で物事を見る

   横=他者比較=国際的な視点で物事を見る

 


パラダイム(paradigm)

1 ある時代に支配的な物の考え方・認識の枠組み。規範。「企業は新しいパラダイムを必要としている」

2 語学で、語形変化の一覧表。

 


団塊世代

1947~49年ごろの第1次ベビーブームに生まれた世代。年金支給年齢の段階的引き上げに伴い、60歳の定年後も多くが再雇用・再就職したとされる

 


○傀儡(かいらい)

1 あやつり人形。くぐつ。でく。

2 自分の意志や主義を表さず、他人の言いなりに動いて利用されている者。でくの坊。

 


○鞍替え

1 遊女や芸者が他の店に勤めの場所をかえること。

2 仕事・商売・所属などを、それまでのものから別のものにかえること。「条件のいい会社に鞍替えする」

 


・出来る人の本質は"計画を立てているかどうか"

 


・判断基準が多くて中々、意思決定ができない場合は「判断基準に優先順位をつける」ことがポイント

 


・採用担当者のジレンマも一挙解決

→ミスマッチは、採用担当者があまりにも多くの基準を持ち、どれも捨てきれていないことが頭を悩ませている理由である

→婚活女子を見習って!

 


・よく大企業の採用担当者は、「自分頭で考える、行動力のある学生を雇いたい」などと安直なことを言い、そんな学生を雇うから、すぐに愛想をつかされて退職されてしまうのです。最初から本音の判断基準を1つ2つに絞り込んで、それにそって採るべき学生を選んでいれば、そんなやっかいな事態も避けられる

 


・「空気を読む力は高いけれど、我慢する力が低い人たち」は、起業家やフリーランスなど自由人として生きるのに向いてます。彼らは好きなことなら頑張るし、社会や市場の空気を読んで立ち回る才覚もあるけれどや「自分がくだらないと思うことについて我慢するのは人生の無駄遣い」だと感じているので、組織で働くことに向いていません

 


・判断基準・哲学・自分軸があるということは裏を返せば、明確な自分の目標(出口戦略)があるということでもある

 


・判断基準を絞ることで"本質"が浮かび上がる

 


宮内庁

皇室関係の事務および天皇の国事行為にかかわる事務を処理し,御璽,国璽を保管する行政機関。

 


公正取引委員会

内閣府の外局の一。独占禁止法の運用のために設けられた行政委員会。委員長および四人の委員で構成され、行政的権限のほかに、違反行為に対する審判など準司法的権能をも有する

 


ODA

先進国が発展途上国に対して行なう技術的、金銭的な援助のこと。その形態としては、二国間援助、多国間援助がある。二国間援助は先進国が発展途上国に貸与や無償の援助を直接行なうものである。一方、多国間援助は国際機関に複数の先進国が資金をプールし、世界銀行ユニセフなどの国際機関が発展途上国に間接的に融資を行なうものである

 


○思索

筋道を立てて深く考えること。思惟。 「 -にふける」 「静かに-する」

 


・同じ「売る仕事」でも「店舗販売と外回りの営業」では異なる適性が必要であり、その2つを分けるフィルターが自分の職業選びには有効だと理解できる

 


・本来の"就活"とは「自分に合った独自のフィルターを見つけるための活動」

 


・同じ職種の仕事、例えば人事や経理、開発や営業であっても、それが成長分野における仕事なのか、支援分野なのか、運営分野か、再生分野かによって、求められるスピードや働き方、又は現場での判断基準は全く異なる

→一時期、「就社ではなく就職」と言われた時に、「営業に関心があります」「人材育成の仕事を希望します」というように職種で希望を述べることが流行ったが、実際には同じ職種でもそれぞれの企業が置かれている成長ステージによって、その内容や仕事の進め方は大きく異なる

→逆に合わなければ辞めてしまって合う場所に向かえばいい、一番良くないのはわかっているのに留まること

 


・世間から与えられた「業種」や「企業規模」といった既存のフィルターにそって必死で就職活動をする学生と、「とにかく新機能を増やして価格を下げればいいはず!」と「機能」や「価格」以外のフィルターを探そうともしない企業の姿勢は、ある意味でよく似ています(報われない努力の為に疲労困憊しているという点でも両者は同じ状況にあります)

→重要なことは、与えられたフィルターになんの疑問も持たず、そのまま受け入れて必死に頑張ることでなく、「自分独自のユニークなフィルターを見出し、それで勝負していこう!」という発想を転換することです。自分独自の選択基準を見つけること、それが何であるかを考えること、それこそが「自分の頭で考える価値のあること」なのです

 


・ちきりん氏は夜に電力の80%を使用していた為、お得なナイトプランに変更した

→ex.自分の支出は外出時に往々にして上がっているので、なるべく外出しないとか、カフェでなく、図書館利用に変更するなど(可視化の有用性)

 


・可視化することの意義

→非合理行動、思考を排除する。欠陥部分が把握でき、洗練させることが可能

時間、お金、思考、目的、軸、判断基準を可視化することはメリット

 


○格納

物を一定の場所に納め入れること。「航空機を格納する」

 


・事前に「この情報が手に入れば何がわかるか、何が言えるようになるか」を想定しておくと、「その情報を手に入れる価値」も判定できる。もしもその情報が手に入っても、わかることが面白くも珍しくもないことであるなら、そんな情報を追い求める必要はない。

「その情報が手に入れば何がわかるのか?」ということを事前に考えることで、「いくらの手間隙とコストをかけて、その情報を集めにいくべきか?」が判断できる

 


・重要なことは、知識をそのままの形で頭の中に保存するのではなく、必ず「思考棚(転用リスト)」に格納すること、それが"洞察"や"汎用"に活きてくる