『182』悩むの当然! 著 20代を無難に生きるな
📕著 20代を無難に生きるな
・太く、しなやかで折れない自分の在り方を作ることが大切
・20代は多くのシーンで世間からは新人扱い、もしくは半人前扱い。仕事では理不尽な常識に打ちのめされることも。これまでの自分の価値観や物差しが通用しなくなる。
出来ないことや思い通りにならないことが増えてくる
・人生の基本姿勢は20代で作られる。そして、人生で大切なことの原型はほとんど20代で体験する
◎20代は同世代がやっていないことをやれ
◎20代はちゃっと生意気なくらいで丁度いい
上手く行く人の共通点は「根拠のない自信」を持つ人
元気が出る、立ち向かえる、立ち直れる、行動できる
・一言でリスクを恐れずやりゃあいい
「失敗したことをただ嘆くのか、チャレンジした自分を褒めてその失敗から何かを学ぶことに全力を傾けるのか」その差
・本当の楽観的思考とは悩みを克服することを考えること
・何もせずに歳だけとっていると①仕掛ける力②行動力は育たないで衰えていく
→失敗もないが手に入るものがなくなるということ
・伸びる人は、自分のやるべきことをまず先にやる力を身につける。その向こうにしか、やりたい仕事ができる世界は来ない
・ゲームをやりこんだり、何かに熱中してる状態を仕事でもやるだけ。それが出来れば一流
・周りの人の価値観によって、「いい」の基準は変わる
・心が折れない方法ではなく、心が折れてから立ち直るスピードを上げる方法とまた立ち向かう方法が重要
◎嫌な上司
・心の中で反論すれば、表にしてしまうと組織がギクシャクする
・与えられた仕事はきっちりこなして、報告義務があればそれも守る
・人間の原理原則(そもそもなんだっけ?)を知れば知るほど、物事を本質的に考えられるようになる
◎20代の内に10冊は「座右の書」を見つけなさい
人生のタイミング次第で本の捉え方や気づきが変わる。それを楽しむ
・仕事においてもそうだが、伸びる人はとにかく相談がうまい
相談することによって、ある意味で上司の立場をしっかり作っている
→水は上から流れる。チャンスは上司から降ってくるものだと認識を改めよう
◎年長者が若者を見る3つのポイント
①口にした約束は必ず守る
②会う前に出来る限りその人の事を知っておく
③楽しみな将来を感じさせる
◎20代は逃げ出したくなるようなことがあって当たり前
・人生に失敗はない。「成功」か「成長」の二つしかない。成功期と成長期のバイオリズムがあるのみ
『181』著 行動経済学
📕著 行動経済学
この本を読んだ後に得られる効果
意思決定の癖がわかるので消費者心理に即した広告や販促がみえてくる
②マネジメント
同僚や部下のマネジメントの際も仕事を手伝ってもらいやすい依頼の仕方や動かし方を学べる
③自己実現
目先の誘惑に囚われずゴールに辿り着く
誘惑に対しての策を講じることができる
行動経済学=心理学+経済学
◆コンビニ、スーパーのレジ待ち用の間隔目印
店側の要望に沿った行動を知らず知らず選択している
→無意識のうちに選択できるように「仕組み」をつくることが大切
・経済学によると人が無意識に行動を選択する時には過去の経験がもとになっている
○ホモ・エコノミカス=経済人
超合理的・超自制的・超利己的の3つの意思決定を行う人
・行動経済学は経済学で説明がカバーできない部分を説明しうる学問
→感情の心理学と理屈の経済学をブランドしたそんなイメージがしっくりくる
深く考える必要のない際に瞬時に答えを出すプロセスのこと
(経験に基づく判断.直感など)
○システマティック
条件や要素を分解して考慮し、じっくりと答えを出すプロセスのこと
(熟考.情報収集など)
・情報過多なものから意思決定する際はヒューリスティックをよく用いる
Q.見たことのあるものを買ってしまうのは何故?
A.記憶に残っているものを信用するから
単純接触のバイアスで売れると誤認
→繰り返すことでブランディングに役立つ!
→憧れの行動特性を持った人の写真や動画を繰り返し毎日取り敢えず見てみることも有用!
○選択的知覚が人間は行えるので、商品販促時に1人に窓を絞るようなターゲティングは必須。「貴方に語りかけている感」を
Qなぜ、確率に振り回されてしまうのか?
A.少ないサンプルで考えてしまう
(思い込み、ステレオタイプ)
・結果は必ず平均値へ収束する
2年目のジンクスなどはなく、平均へ回帰しているだけ
○ピークエンド効果
対人関係での記憶は最初と最後の部分が記憶に残りやすい
→始めのつかみと最後の締めは相手の記憶に残るような準備を
○サンクコスト
過去の労力にこだわり損切りできない
・営業トークや人との会話では必ずフレーミングを意識して前向きな言葉に変えていこう
Qなぜ2択より3択のほうが選びやすい?
A人は極端を嫌うから
・「時間的選考」もヒューリスティックの一つ
人は将来よりも現在を重視する傾向にある
将来得る果実より今を享楽的に生きている
○バンドワゴン効果 同調効果
人と同じ行動をとってしまう
○ウェブレン効果
商品の実用的価値だけでなく、価格やブランドなどの特別感によって価値を見出すこと
「絶対に」の文言に人は集まる
得をするときはリスクを避ける
・飛行機事故が起こる確率も過大評価されがち。死亡する確率は数百万分の一と言われているが、過大評価し過剰に恐れる人が多い
○解釈レベル理論
人は時間的距離が遠い物事については本質的な解釈を行い、近い場合は具体的、副次的な解釈をしやすいという考え方
○威光価格
キリのいい数字は「高い」という印象を与える
逆にプレミアム感を演出するので、消費者の優越感や自己顕示欲をくすぐる
○文脈を作るキャッチフレーズ
訳あり!
限定カラー!
2000万台突破!
これらは商品の価値を高く感じさせるフレームに
○アンカリング
基準値より価格をどんどん下げて安く感じてもらう
○タイムプレッシャー
時間的圧迫感が冷静な判断力を奪う
・クラウドファンディングが大金を集めやすい訳
①同調効果
他人の支援額が見える為それに同調してしまう
②利他性
社会貢献している感覚が投資のハードルを下げる
○スポットライト効果
「自分のことだ!」と思うと危機感は倍増する
→他人から向けられる関心の大きさを過大評価してしまう為
○デフォルト
選んで欲しいほうを選びやすくする
選択の自由がある場合に、あらかじめ選ばせたい選択肢を初期設定にすること
→選択肢が増えること(情報が多くなること)で人間は深く考えることをやめる
『180』図解もあり理解が進む! 著 武器になる会社の数字
「📕著 武器になる会社の数字」
・数字によって「客観性」が生まれる
財務会計は、決算書によって、株主などに会社の数字に関する情報を伝えることを目的としてる。
(投資家/銀行などの債権者/証券取引所/税務署)
→所定の形式で報告書を提出する
管理会計は、会社内部で使用し、会社の方向性などを決定するために使われる。
(会社の経営者/管理職/マネージャー)
○定款
会社の目的や基本規則が書かれた文書のこと
売上高=単価✖︎数量
「売上の上がらないニッパチの法則」
2月、8月は売上が上がらないとされている。
2月→28日間のみ営業日。年末年始で出費が嵩み、出費が抑えられる。寒さで客足が遠のく
8月→お盆休みで営業日が少なくなる。暑さで客足が遠のく
*そのほかの売上変動要因
・商品の旬
・ボーナス(6月.12月)
・連休 会社や工場稼働停止
○前年同月比=(当期当該月売上-前期同月売上)÷前期同月売上×100
○販売費
広告宣伝費、営業部門の人件費、販売手数料
「費用と資産の違い」
いつの売上を上げる為に使われたのかという点にある。当期の売上の為に使われたのであれば、費用で、来期以降の為に使われたものが資産
(1年以上で価格が10万以上で資産認定)
○損金
税務上経費として認められる費用のこと
限度額内までは損金参入が可能かで、それを超えると損金とならない経費もある
→個人事業主は交際費を全額損金処理可能である
(ただし、客観的に業務と直接の関係を持ち業務遂行上必要なものに限る)
・給料に含まれない人件費
福利厚生費→社宅、食堂、定期検診
その他の人件費→退職金、賞与など
「会社はモノを売っているのではない。時間や体験を売っている.健康も」
本質は何か考えよう
○売掛金
商品取引によって発生した販売元が回収する未収金の代金のこと
(一方で、購入した側は販売元に支払うべき未払金のことを買掛金という)
・不渡と取引停止
手形や小切手による現金化の際、振出人の当座預金が1円でも不足していると支払えない。これを不渡といい、6ヶ月以上に2回出してしまうと、銀行取引停止処分となり、その会社は事実上倒産してしまう
・現金不足による黒字倒産を起こさない為に、売掛金は短い期間で回収すること、手形での代金受取はできるだけ避けることが大切
○付加価値生産性=付加価値÷従業員数
・適切な在庫数は商品回転率を調べる事で割り出せる
○商品回転率=売上高÷平均在庫金額(在庫数量✖︎仕入れ単価)
→企業は売上高の高い商品を充填的に商品回転率で在庫管理したい
○薄利多売
仕入れた商品をできるだけ早く、多く販売して資金を回収することが重要
→商品回転率を使って効率よく管理すること
○厚利少売
仕入れから販売までの期間が長くなるため、在庫にかかる費用を見込み、その上で十分な利益を出す必要があるので利益率を高く設定すること
・機会原価は得られなかった収入
ビジネスにおいて最も避けるべきものに売り損じがあります。これも商品があれば、得られていたはずの売上ですので、機会損失にあたる
→販売価格400円のケーキを200個仕入れ、午前中に全て売り切れてしまった場合。午後からも同じ数だけ販売出来たとする。
400円✖︎200個=8万円
8万円の機会損失
仮定だが、現実にはいくつ売れるかわからない。在庫調整の難しさがあるので、商品回転率を把握すること
・粗利益のほとんどは人件費。粗利益が固定費を上回れば利益が生まれ、下回れば損失が発生
売上が上がれば、利益が上がるのからくりは固定費と変動費にある。売上が上がれば変動費は上がれど固定費は上がらないので。
200円仕入れを20円利益✖︎10回で回収
限界利益を一つずつ増やしていくと固定費との差が埋められ、固定費を超えると利益を生み出す。このことから固定費の回収が年度の何日目に終わり、目標利益を生み出す日数がその後何日あるかがわかる
→このようにして、1年間の目標利益を限界利益から試算できる
○損益分岐点売上高
固定費を回収して損益がゼロになる売上高のこと。つまり、損益分岐点売上高よりも大きな売上高になれば、利益が出て黒字になる
限界利益=固定費
→損益分岐点売上高が高いと利益が生まれにくく赤字に。低いと利益が生まれやすい。損益分岐点売上高を低く設定することが会社の目標の一つになる
・顧客分析で売上アップ
客数=既存客+新規客-離反客
・決算書を作る目的は①社外への情報公開②納税③会社の戦略作成
→ステークホルダーは決算書をその会社に協力するかどうかを判断する材料として使う。例えば取引先や銀行はその会社からの支払いや返済が滞ることがないか、株主は配当金が手に入るか検討する
→年に一度、税務署に税金を申告する際の税額は決算書の金額をもとに計算。決算書の提出は法人税法により義務付けられている。
・貸借対照表は財産状況
損益計算書は利益状況
キャッシュフロー計算書は収支状況
→キャッシュフロー計算書は株式上場している会社は作成義務を負う
・現金化しやすい資産や返済期限の近い負債の総額がはっきりわかることが大切
流動資産は運転資金のもとになる
「貸借対照表を見るときに大切な5つの情報」
①総資産で会社の規模を掴む
資本がおおきいから良いわけではなく、いかに資産を無駄なく効率的に利益に変えているのかが大切(総資産回転率)
総資産回転率=売上高÷総資産
②資金調達法に無理がないかを確認
自己資本が多いほど経営が安定。他人資本が多い場合、返済によって資金繰りが厳しくなり、同時に支払い利息の発生も利益を圧迫
③純資産から会社が自由に使える金額を読み取る
純資産の内、資本金はその額に応じて株主へ配当金を支払う必要があり、利益を減らしていく
④流動資産の中で現金化しやすい額を読み取る
流動資産の中でも現金化しやすい当座資産が多いほど、順調な資金繰りができ、円滑な事業活動が可能になります
⑤固定資産への投資内容が適正か確認
固定資産の中身を確認して、事業に無駄な投資をしていないかをチェックしましょう。無駄な固定資産があると、資金が固定化して、資金不足の原因になる
(商品力)
・売上総利益には在庫の原価は反映されない
売上原価は実際に売れた商品の原価を表すため、例えば売上が伸びず大量の在庫を抱えても、そのことは売上総利益には反映されない。販売状況を知るには貸借対照表の棚卸し資産も確認しよう
(営業力)
・売上が多くても、販売費及び一般管理費に無駄があれば、営業利益は少なくなります。営業利益は、本業で効率的に儲けているかを見る大切な指標
・グループ企業は連結決算で評価する
単体決算では親会社の売上実態が見えない。なぜなら、グループ間の在庫整理の為の取引などがあるから
・流動比率で短期の返済能力を測る
流動資産と流動負債のバランスを見る流動比率によって会社の短期間の返済能力を確かめることができる
流動資産÷流動負債×100
流動比率は数値が高いほど良い。
100%以下は危険信号
・固定比率で設備投資の妥当性を見る
固定資産÷純資産×100
固定比率は数値が低いほど良い
200%以上は危険信号
◎粉飾決算を見破る4ポイント
①売上金や期末在庫が増えている
架空の売上を立てていたり、回収不能な売掛金の損失計上。期末在庫が増えれば売上原価が減って利益が上がる
②売掛金や未払金の額が小さい
仕入れに掛かる買掛金やその他の費用の未払金を計上せずに利益を増やそうとしている
③減価償却費の計上が少ない
費用の計上を先送りして、利益を増やそうとしている
④引当金の計上が少ない
貸倒引当金や賞与引当金などを低く見積もる事で利益を増やすこともできる
前期と比較することで発見しやすくなる
◎株式投資で大切な指標
投資した株式がどの程度利益を生み出したかを知る指標
当期純利益÷発行済株式数
②PER(株価収益率)は、その株の生み出す利益と株価を比較して割高か割安かを判断する指標。
株価÷1株あたり当期純利益
◎景気を判断する要素
新規求人数
投資財出荷指数
中小企業出荷指数
家計消費支出
これらをもとに政府が見解を出す
『179』著 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
📕著 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
「なぜ、人はテーマパークに行くのか?」
この問いこそが全て
・こだわるポイントがズレている。なので、最高品質や良いスキルを得手しても成果を得られない。あくまでも、それらは手段でしかない
・戦略には「段階」を意識せよ、なにも織田信長がいきなり天下を取ったわけではない。
段階的なゴール設定が持続性と効率化に繋がる
・エンターテイメントの価値は、フォーマットではなく、得られる「感動の大きさ」ではないのか?
・「サプライズを」でまだ先駆的だったフラッシュモブをパークで実践
・アイデアの発案の前段階として必要なことは、ある程度のレールを意識する為に「必要条件」を決めること、これにより、遵守されたアイデアが出てきやすくなる
◎価値を生み出すアイデアの切り口は、経験上ほとんどの場合は「消費者理解」の中に埋まっている
◎マーケターは「消費者目線」を基本にしないとアイデアも戦略も判断も全てにおいて焦点がズレる
・企画→交渉→製作→実施
・優秀なマーケターがいなければ、差別化できないまま単なる価格競争か加熱し、業界が廃れる
→日本人は、パクリを悪だと刷り込まれているが、もっと外に目を向けて積極的にアイデアを盗みに行った方がいい
・アイデアを自分で生み出す為の引き出し(ストック)が増やす
「困ったら現場へ、答えは現場にある」
フロー
目的(明確に定義)→戦略(ヒトモノカネジョウホウ)→戦術
大きなところから範囲を絞ってやっていく
「まずはゲスト体験にマイナスに響かない部分の運営上のロスを徹底的に検証して、それを削ぎ落としていった。ゾンビ演者の交代時間の圧縮して時間のロス削減。ゲストが不必要に迷路内で迷って時間をロスすることのないように次にどちらに進むべきかを分かりやすくすることで1時間あたりに体験できるゲスト数を上げた」
『178』生産性至上主義! 著 自分の時間を取り戻そう
「📕著 自分の時間を取り戻そう」
・自分の人生を定義する為に将来の目標や仕事での専門分野を決断する必要がある
→そしてそれを楽しむこと、時間を投下することが大切
○忙しさの本質とは?
生産性が低すぎることである。
可動率をいかに上げるか?
稼働率をいかに上げるか?
「使っていないモノを動かしてなるべくミスを減らす」
(無駄を減らすこと)
これが生産性向上の本質
ex.電車の待ち時間にメール返信
→生産性向上の意味を理解すると学校教育が生産性が低い構造であることは理解に難くない
・高生産性社会志向者は、ベーシックインカムに賛成する。
なぜなら、生産性が低い人によって仕事を邪魔されずに済むから
・大前研一氏は日立で研究社として働いていた頃、思考の生産性を上げる為にデスクを離れて社内の敷地で散歩しながら考えていた
→「今、自分が手に入れたいものを手に入れる為に、もっとも生産性の高い方法はなんだろう?」と常に自問自答すること
・家計簿をつける目的を発想を変えてみる
→貯金や節約、無駄遣いの抑制ではなく、もっとも有効活用された支出は何か?で振り返る
◎大事なのは、無駄遣いを減らすことではなく、価値ある支出を増やすこと
→イメージはお金の生産性を上げること
◎一日のやるべきことリストは、やるタイミングもよく考える必要がある。
頭を使うことはエネルギーを使うので、午前中にやる等
・せっかく生産性を大幅に上げられるサービスや商品が登場しても、「生産性が高くなることの価値」を理解できない人は、それらを利用しない。そしてひたすらに自分の時間を投入し続けたり、不便な(生産性の低い)商品を使い続け、自らの希少資源である時間やお金を浪費している
→一つ一つは小さな時間でも積み重ねれば巨大な差になる
『177』ここを実践するだけ! トップ3%の人は、これを必ずやっている
📕「著 トップ3%の人は、これを必ずやっている」
・上司をも上手く転がす。上司の問題も解決することが大きな仕事を得る手段である
→目の前の仕事だけでなく、上司がどんな課題を持っているのか?を理解しているか
・チカラのある人には、絶妙なバランスがある。余裕。「会社の為に、事業の為に、営業力を発揮している貴重な人材である。と同時に、ひょっとすると辞められてしまうかもと感じさせる、少し危うさのある人材」
→いつでも辞められる?辞められてほしくない?会社にとって貴重は人材になれているのか?
「管理者への質問」
これから(管理者として)重視していきたい行動は?
1位 問題意識を持って、情報収集を行い、変化の兆しや組織の進むべき方向を的確に捉えること
*しかし、部下は8位
「部下への質問」
(あなたの)上司に期待する行動は?
1位 メンバーが気軽に相談できる雰囲気を作る
*しかし、管理者は11位(上司はそこに関心がない)
→大きく捉え方や方向性が違う。だからここでいう評価軸が合わず貴方は評価されない。
評価されたいと思うなら相手の①課題②関心③方向性をよく理解しておいた方がいい
対局的に判断せよ
→一言でいうと上司になったつもりで働いてみろ
・フォロワーシップには、5つの類型があるが何が理想か
→上司の不足、盲点があれば積極的にフォローする、参謀のようなフォロワー。イエスマンではなく、疑問を感じたならきちんとていげんあし、上司が動きやすいようにサポートにも回る「全体最適型」。自分がやらなきゃ誰がやる、そんな考え方が根底にある
・フォロワーシップを強くする為の行動
①職場に問題がある時、臆さずに「解決策」を上司に提言する
②職場の「問題・課題」を把握する為、直属の上司に時間をもらうことがある
③日頃から、社内の「別の部署」の成功事例をチェックし、参考にできそうな事を探している
④日頃から、「新聞、本、取材、見学」などから、社外の成功事例をチェックしている
⑤今の会社の状況を危惧しており、自分がなんとかしないといけない、と思っている
⑥会議などで、上司が発表した後、積極的に質問、意見する方だ
⑦上司に代わって、部分的にリーダー業務を代行している
⑧職場の同僚と良好な人間関係を築けている
◎DESC法 上司へ提言するときのフレーム
describe
事実を伝える
explain
意見を述べる
choose
選択してもらう
最近、残業が増えています。このままでは離職者が増えると思います。こういった対策が考えられるが、部長はどう思われますか?
・ロジックツリーで考えると、他の要素に気付けるようになる
ex.売上を増やす為に、契約件数を増やすだけでなく、単価を上げたり、リピート率を上げる方法もある、それによって打ち手が変わります
「財務/顧客/業務/学習成長」視点の目標
○財務
売上目標
利益目標
シェア目標
○顧客
案内回数
ウォレットシェア
○業務プロセス
1人あたりの担当顧客
評価、報酬
連携体制
○学習と成長
スキル習得度
資格習得者
従業員納得度
・物知りではなく、情報を生かせる人へ。
収集する際は、実例を一緒に知ることが近道
・いついかなる時も要素を自分なりに考える癖をつけよう
◎ピカソの言葉
凡人は模倣し、天才は盗む
要は自分があたかも考えたかのように
○上司のパターン別攻略
合理的に目的を達成させたい人
・自分で決めたいので、こちらから3案くらいを提示し、選んでもらう
・雑談が苦手なので、結論から話す
・業務改善フレームワーク
ECRS
『176』著 反応しない練習
📕著 反応しない練習
・心の反応とは、心がつい動いてしまったこと
・ブッダの考え方の特色は、「人生には悩み・問題がつきものなのだ」という現実を最初に受け入れてしまうところにある。私たちが日々感じている満たされなさ、生きづらさ、憂鬱といった思いを「ある」と認めてしまうこと。その潔さ、合理性が仏教の特徴。
・満たされなさがある、悩みがある。と理解してしまえば、「では、どうすれば解決できるか」と思考を一歩前に進めることができる
・「悩みがある」と理解したら、次に考えるのは「この悩みの正体(原因)は、一体なんだろう?」という点
①生きることには、苦しみが伴う
②苦しみには、原因がある
③苦しみは、取り除くことができる
④苦しみを取り除く方法がある
・反応こそが、悩みの正体。心の反応こそが、人生のトラブル、悩みを引き起こしている
→出来ることはただ一つ、「無駄な反応をしない」こと
・とらえどころのない悩みにも、確かな解決策がある。それは、「反応を作り出している真の理由」にまで、遡って考えること
現代心理学での7つの欲求
①生存欲
②睡眠欲
③食欲
④性欲
⑤怠惰欲
⑥快楽欲
⑦承認欲
・言葉に発する、書くことで客観的に理解できる
・悩みの理由がわからないと、苦悩はいつまでも続く。逆に悩みの理由を正しく理解できると、「悩み」は「解決できる課題」つまり希望に変わる
・反応せずに、まず理解する。これが悩みを解決する秘訣。
特に「心の状態を見る」という習慣を持つことで、日頃のストレスや怒り、落ち込みや心配などの「無駄な反応」を抑えることができる
「心の状態を見る方法」
①ココロの状態を言葉で確認する
私は今、〇〇になっているとラベリングする
②カラダの感覚を意識する
目を閉じて、自分の手を見つめる。暗闇に手の感覚を探し、手を見つめながら、両手を挙げる
③アタマの中を分類する
1.貪欲
求めすぎている状態
2.怒り
怒りがあると理解しよう。そこから怒りを溜めずに洗い流していける
3.妄想に分類
現実世界と妄想世界をしっかり識別しよう
→貪欲・怒り・妄想は人間の三代煩悩
・無駄な判断をしなくなれば心はスッキリと軽くなる
「財産や容姿は不変の宝ではない。求めるものは得られぬことが多い。しかし、道だけは心のままである。これを実践すれば、心を害するものは何もない。」
「人は自らの心を整えず、あれこれと判断して、心を失っている。あちこちに目をやって、一体何の役に立つのだろう。自己にこだわる意識を抑え、人の評価を追いかけずに、自らの心の内をよく見るが良い。」
・慢に囚われてた人にとって、「自分の正しさ」を手放すことは、自分を否定すること(自殺行為)になります。だから、人はなかなか素直になれません。
→素直になれればどのくらい楽になるか知っているか?
素直になって、人の話を聞けること、物分かりが良いこと、心を開いて話し合えること。そういう自分の方が幸せになれる
*「自分を否定しない。どんな時も」
○攻撃の反応
キレる、怒鳴る、嫌がらせで憂さ晴らし
○逃避の反応
無視する、さぼる、手を抜く、休む、引きこもる、ひたすら眠る、鬱になる、刺激・快楽に依存する
○自由な心を取り戻すエクササイズ
①一歩、一歩と外を歩く
肉体がキャッチする「感覚」に意識を向けよう。目・鼻・耳・口・肌。
◎過去を理由に今を否定するのは、それ自体、心の煩悩・邪念・雑念なのである
→落ち込まない、凹まない、自分を責めない、振り返らない、悲観しない。それより、今を見据えて、正しく理解して「ここから出来ること」に専念する
→「それより、今できることは何だろう?」
・「とりあえず体験を積む」だけでよい
どんな世界でも、成果を出せる見通しがつくには「10年かかる」。仕事なら20代のうちにスキルや人脈を身につけて、30代から責任あるポストを任される。幼い頃から激しい練習を積んでいる
*自信をつけるフロー
①やってみる
②体験を積む
③ある程度の成果を出せるようになる
④周囲が認めてくれるようになる
⑤「こう動けば、ある程度の成果が出せる」と見通しがつくようになる
・やってみることが難しいとか考えてしまう時は「これは妄想ではないか」と考えてください。失敗するかもしれない、迷惑かけてしまうかもしれない、私なんてまだまだといったためらいがあると思いますが、それは「妄想」です。
→何をすればいいかわからなければ、「何をすればいいですか?」と聞くだけ。
やり方がわからなければ、「どうすればいいですか?」と聞くだけ。
◆反応しないことが「最高の勝利」
・主観と客観カメラで考える。見る。
◆反応するな、まずは理解しろ
○困った相手とどう関わるか
原理原則
①相手のことを判断しない
②過去は忘れる
③相手を新しい人と考える
④理解し合うことを目的とする
⑤関わりのゴールを見る
・しなくていい判断はしないほうがいい
・過去を思い出して、「記憶」に反応して、新しい怒りを生んでいる
・人の心の状態は「二者択一」。快か不快か。幸せになりたいなら「快の反応」を大事にしよう
不幸せになりたくないなら、「不快な反応をしない」ように努力しよう
・あなたの中にやってみたい、チャレンジしたいことがあるなら、その欲求は大切に。その動機が「金を稼ぎたい」「人より上に立ちたい」といった煩悩であっても、目指すことに「快」があるなら、大いにやってみること
・「不快」を感じたら、ブッダに倣って、反応をリセットするように心がけましょう
→大切なことは快を増やせ。不快を減らせ。
◆妄想という「脳のデタラメ」を真に受けない
・他人が認めてくれるかどうかは、他人がきめることであって、自分がコントロール出来るものではない。他人の評価を目的にすると、「他人の目が気になる」心理に突入してしまう
・人が苦しみを感じる時、その心には必ず「執着」がある。これらの執着を手放さなければ、自分も相手も苦しみ続けてしまう
・真実であり、有益である(役に立つ)ことがブッダの基準
→例えば仕事なら「利益が上がる」「働きやすい環境に繋がる」「業務が円滑に進む」ような判断が正しいことになります
→◎頭の中で繰り広げる判断は、ただの妄想。真実とは言えず役に立っていないなら有益とも言えない。
◎仏教が目指す「正しい理解」とは、逆説的な言い方になるが、「正しいと判断しない」理解
・「正しい自分」でいるより、「素直な自分」でいるほうが、魅力的だと思いませんか?人の話をよく聞けること、ものわかりがよいこと、心を開いて話し合えること、そういう自分のほうが幸せになれる
◆「比較する」のは非合理的な考え方
比較の目的は、承認欲を満たして安心したいのです。自分も捨てたもんじゃない。自分の方がマシと思いたいだけ
・比較している状態とは、妄想という「暇つぶし」と変わらない
・人は妄想を抜けられないから、成績という記号への執着も捨てられないのです
「心の内側を見ず、外の世界に反応ばかりしている人は、欲望に流される」
・「反応に逃げない」というのは、例えばちょっとした隙に、テレビをつけるとか、ネットを開くといった反応を止めること。''漏らすな''
「快で反応しよう」と心がけていると、普段の「ぼんやり心」から徐々に「すっきりと楽しい心」に変わっていく
・ブッダは、決して暗い未来を妄想しない。かといって根拠もなく明るい未来を想像することもない。今できることを大切にする